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完成当時は世界一長かった吊り橋「ウィリアムズバーグブリッジ」

先日、クイーンズボロブリッジを渡りましたが、その勢いで、今回はウィリアムズバーグブリッジを渡ってみました。

ウィリアムズバーグブリッジは、ブルックリンブリッジマンハッタンブリッジと並び、ニューヨークを代表する橋のひとつです。イーストリバーの上に架かる橋で、マンハッタンのロウワーイーストサイドとブルックリンのウィリアムズバーグを繋いでいます。

歴史

この橋の歴史は古く、開通したのは1903年のことでした。今から100年以上も前の話です。長さは2227メートルで、完成した当時は、世界で一番長い吊り橋でした。橋のデザインはフランスのエッフェル塔から影響を受けているとのことです。確かに言われてみれば橋を支える主塔は、エッフェル塔に見えなくもないですね(参照)。

入口

今回はマンハッタン側からブルックリンへと渡りました。時間は午後6時30分ぐらいで、徐々に日は沈み始めていましたが、まだあたりは明るい状態でした。

マンハッタン側の歩道の入り口はエセック・スマーケットや人気ラーメン店のNakamuraがあるあたりです。ディランシーストリート(Delancey Street)沿いで、最寄駅はディランシー・ストリート&エセックス駅(Delancey St & Essex St)になります。

橋の歩道には、ディランシーストリートから非常にスムーズに入れました。歩道は橋の真ん中にあり、右側が人、左側が自転車専用レーンになっていました。道は十分広くて、しっかり整備されているので非常に歩きやすかったです。

歩道の様子

橋は2キロ以上ありますし、渡っている人は少ないのかなと思っていましたが、全くそんなことはなく、ジョギングする人、自転車に乗る人、Eスクーターに乗る人など、かなり多くの利用者がいました。

橋を歩き始めて10分ほどすると、歩道と自転車道が左右に分かれます。南側が歩道で、北側が自転車道です。橋の真ん中には電車の線路が敷かれていて、歩いていると、電車が何度か走り去って行きました。

車は歩道と自転車道の下を走っています。先日渡ったクイーンズボロブリッジは、歩道のすぐ横を車がビュンビュン走っているので、やや落ち着かない気分になりましたが、ウィリアムズバーグブリッジは、二階建て構造で、車が走るのを気にせずにのんびり歩道を歩けるのが良いところです。

歩道の下にはたくさんの落書きがされています。

橋の中間地点は特に落書きが多かった印象です。

歩道からの景色

橋からはイーストリバーやブルックリンのダウンタウンが良く見えます。また、自転車道のほうからはマンハッタンのミッドタウンの高層ビルが見えます。

ただ、網がありますし、途中に特に展望台的な場所があるわけではありません。景色を楽しむのであれば、ブルックリンブリッジやマンハッタンブリッジには敵わないかなと思いました。ただこの橋からの景色も十分綺麗で、渡っていてとても楽しかったです。

橋を渡りきり、ブルックリン側まで来ると、出口になります。出口からは超人気ステーキハウス「ピータールーガー」がすぐそばです。また、肘をついた女の子を描いた有名な壁画「ロスト・タイム」もここにあるので、ぜひお見逃しなく。MTAのマーシーアベニュー駅(Macy Avenue)も近いので、そこから別エリアに移動もできます。

まとめ

以上で、ウィリアムズバーグブリッジの紹介を終わりたいと思います。歩道が整備されていて、車道と完全に分かれているので、非常に歩きやすい橋でした。途中階段などもなく、坂道も緩やかなので、ストレスなく歩くことができます。住民が気軽に利用できるよう配慮された設計になっているんだなと感じました。

橋を渡ると2キロちょっと歩いたことになり、非常に良い運動になります。橋からの景色に関して言うと、ブルックリンブリッジやマンハッタンブリッジにはかないませんが、散歩するにはとても良い橋なので、またぜひ機会を作って渡りたいです。そして、できれば散歩の後にピータールーガーでポーターハウス食べたいです…。

地図

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