体験レポート

NY市内で4店舗を展開する独立系書店「McNally Jackson Books」

SoHo店と同様、とても素敵な書店でした!

先週末、ウィリアムズバーグにある書店「マクナリー・ジャクソン・ブックス(McNally Jackson Books)」に立ち寄りました。ここ数年で次々と新しいお店がオープンしているノース4番通り(North 4th St.)沿いにあります。ドミノパークやスモーガスバーグに行く際に立ち寄れるロケーションです。

お店について

同書店はベーシックブックス(Basic Books)という出版社で編集者をしていたサラ・マクナリー(Sarah McNally)さんが始めた書店です。元々は2004年に、サラさんのご両親が経営していた書店「マクナリー・ロビンソン(McNally Robinson)」の支店という形で始まりました。その後2008年に、ご両親の書店から独立し、書店名も「マクナリー・ジャクソン・ブックス(McNally Jackson Books)」に変えました。ジャクソンというのは、サラさんの旦那さんの姓だそうです(参照)。同書店の1号店はSoHoにあります。

ウィリアムズバーグ店は、2018年にオープンしました。その後2019年にはサウス・ストリート・シーポートに、2020年にはブルックリンのダウンタウンにそれぞれお店をオープンしました。独立系の書店で、存続を危ぶまれた時期もありましたが、現在では合計4店舗が市内で営業をしています。

店内の様子

ウィリアムズバーグ店はかつて工場だった「ザ・ルイス・スティール・ビルディング(The Lewis Steel Building)」という建物に入ってます。上の階はコンドミニアムで、一階には様々な新しいお店が軒を連ねています。周辺は再開発が進むウィリアムズバーグの中でも最も注目されるエリアのひとつです。

店内は、2フロアー分が吹き抜けになっているため、非常に開放的です。また狭いながらも2階部分があります。1階は主に小説や児童書が並んでいます。

子供向けの本が並んでいる場所は、床がフローリングで、一段高くなっているので、床に座って親子で読み聞かせができるようになってます。また、2階は専門書のコーナーで、ビジネスや料理、旅行関連の本が並んでいました。

お店の特徴

ここのお店の特徴は、まず店内が明るくモダンなことです。本も分かりやすくカテゴリー分けされているので、店内で長時間、楽しく過ごせます。

また、お勧め本の紹介などもあり、お気に入りの本と出会える仕掛けが随所にされています。スタッフも本を愛する方達ばかりで、質問しても非常に丁寧に答えてくれます。

他にも厳選された手帳や、文房具なども販売していて、お店のロゴが入ったトートバックも非常にオシャレです。ストランドのトートバックはお土産としてメジャーになり過ぎた感じがあるので、マクナリーのトートバックは今後人気が出るかもしれません。

オンラインショッピングが世の中に普及する中で、リアル書店の存続が危ぶまれていた時期がありました。しかし、ここ最近になって実際に手にとって様々な本当触れられる書店の存在も見直されてきている印象があります。

ニューヨークには全米チェーンのバーンズ・アンド・ノーブル(Barnes & Noble)や、Amazonのリアル書店であるアマゾン・ブックス(Amazon Books)もありますが、ストランドやマクナリーなどの地域密着型の独立系書店にもぜひ頑張ってもらいたいなと思っています。

地図

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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