体験レポート

砂糖精製所跡地に作られたウイリアムズバーグの公園「ドミノ・パーク」

先日、仕事帰りにウィリアムズバーグブリッジを渡った際、ドミノパークにも立ち寄ってきました。ドミノ・パーク(Domino Park)は2018年にイーストリバー沿いにオープンした新しい公園です。

同公園はウィリアムズバーグブリッジの袂にあります。最寄りの地下鉄駅はFトレインのBedford Avか、JトレインのMarcy Avです。僕が大好きなカフェ「Devoción」がすぐ近くにあります。

公園の歴史

ドミノパークは、「ドミノ・シュガー・リファイナリー(Domino Sugar Refinery)」という、砂糖精製所の跡地に作られました。工場は1856年から稼働を始め、当時は生産量が世界一で、なんとアメリカの98パーセントの砂糖が作られていたそうです(参照)。

公園のそばには砂糖精製のために利用されていた倉庫や、シロップ貯蔵用のタンクなどが残されており、当時の面影を感じることができます。

公園の特徴

公園はジェームズ・コーナー・フィールド・オペレーションズ(James Corner Field Operations)によって設計されました。同事務所は、あのハイラインもデザインしています。言われてみれば、古いものをうまく残して、モダンで楽しい空間に生まれ変わらせている点で、共通点がありますね。

眺めが抜群の遊歩道

個人的にこの公園で一番好きなのは、高さのある遊歩道が設置されていることです。階段で遊歩道に登ると、マンハッタンやイーストリバー、そしてウィリアムズバーグブリッジがとても綺麗に見えます。

充実のプレイグラウンド

また、子供向けのプレイグラウンドが充実しているのも特徴です。大きな滑り台をはじめ、カラフルで楽しく遊べる遊具が設置されていて、子連れの家族には非常に嬉しい公園です。

広々とした芝生エリア

大人向けにはビーチバレーコートや、広々とした芝生スペースが用意されています。目の前がイーストリバーなので、本当に開放的な気分に浸れる公園です。家族や友人とのんびりと過ごすための工夫が、園内の随所に見られます。

飲食店も営業中

タコスやアルコール類を販売するお店もあって、ニューヨークにいながらもちょっとしたリゾート気分も味わえます。お店の外観もカラフルで、とても楽しい気分にさせてくれます。

まとめ

近年、ニューヨークでは新しい公園が次々とオープンしていますが、ドミノパークはそんな中でも、キラリと光る素敵な公園です。再開発が進むウォーターフロントエリアの中心的な存在で、周辺には「One South First」を始めとする高級コンドが次々と建てられています。

周辺住民でない場合は、駅から離れているので、ややアクセスが悪いです。しかし、ウィリアムズバーグに行く機会があったら、少し足を伸ばせば立ち寄れます。

特に夕暮れ時はおすすめで、タイミングが良ければマンハッタン側に沈む夕陽が非常に綺麗に見えます。

地図

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2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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