
先日、ハドソンヤーズに行く際に、7番線の「34th Hudson Yards」駅を利用しました。いつも何気なく通り過ぎていた駅の改札口で、ふっと上を見上げると、天井に鮮やかなモザイク画があるのを発見しました。
この作品はゼノビア・ベイリー(Xenobia Bailey)氏によるもので、「ファンクショナル・バイブレーションズ(Funktional Vibrations)」というタイトルが付けられています。彼女はクロシェと言われる花柄や幾何学柄を使った作品を作るアーティストで、今回が公共の場への初めての作品提供だったそうです。

天井画をよく見ると、鮮やかな青を基調とした宇宙に、星や太陽のような幾何学模様が描かれているのがわかります。また、改札から地上に出るエスカレーターの天井にもダイナミックな天井画がありますので、ぜひお見逃しなく!
ハドソンヤーズ駅は非常に未来的でモダンな駅ですが、この天井画がアクセントとなり、柔らかさを与えているように感じました。アートの力ですね。そういえば、グランドセントラルターミナル駅の天井にも、星座が描かれてますね!これは偶然なのでしょうか?それとも意図的だったのでしょうか?

この駅がオープンしたのは2015年9月のこと。最近オープンしたばかりと思っていましたが、すでに6年もたっているんですね。この6年間の間に、周辺エリアは様変わりしました。最近は30 Hudson Yardsに「The Edge」という三角形の屋外展望デッキがオープンして人気を博しています。まだ建設途中の高層ビルも多くあるので、周辺の再開発はまだまだ続いていきそうです。
