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ウィリアム・ウェグマン作のモザイク画「Stationary Figures」

久々に23rd Streetの駅で下車。ここ数年で老朽化が進んだ駅が次々に改装されて生まれ変わっていますが、ここの駅も綺麗になってました。調べたところ2018年の年末に工事が完了したということなので、もう2年半も前なんですね。全く知りませんでした。

特徴的だったのは犬をモチーフにしたモザイク画が駅構内に数多く設置されていること。モザイク画はプラットフォームや改札付近など目立つ場所にあり、どれもサイズが大きく、背景が黄色や水色なのでとても鮮やかです。

これらの作品はウィリアム・ウェグマン(William Wegman)さんが中心となって制作され、駅構内の11箇所に設置されています(参考記事)。作品のタイトルは「ステーショナリー・フィギュアス(Stationary Figures)」。コートやシャツなど、人間の服を着て、電車を待つ犬を描いたユニークな作品もあって、見ているだけでとても楽しい気分にさせてくれます。

このモザイク画の他にも、イスや電光掲示板などが新たに設置されて、古くて重苦しい雰囲気だった駅が、完全に生まれ変わりました。アートを取り入れて、駅をフレッシュに蘇らせた素晴らしいリニューアルだと思いました。

最近は、駅構内でこういったアート作品を見かけることが本当に増えましたね。代表的なのはセカンドアベニュー線の駅ではないでしょうか。日常生活でよく使う場所で、様々なアート作品に触れ合うことができるのは、ニューヨークならではですね。

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