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ジャネット・ツヴァイクによる地下鉄アート「Carrying On」

個人的に一番好きな地下鉄アートかもしれません。

先日、プリンス・ストリート駅で素敵なアートワークを見つけました!駅のプラットフォームの壁をよく見ると、ニューヨークで生活するたくさんの人達描かれています。今まで何度もこの駅を使っていたのに、全く気が付きませんでした。

このアートワークは2004年、ジャネット・ツヴァイク(Janet Zweig)さんによって作られたもので、「キャリーイング・オン(Carrying On)」というタイトルが付けられています。「Carry」は運ぶという意味ですが、確かに良く見ると壁に描かれている人達は、バック、郵便、箱、建築用資材など、何かしらの物を運んでいます。ニューヨークの道を歩いていると、良く見かける光景です。

また、物や人が動くことで、日常生活がまわり、未来を作るための力強いエネルギーが日々生まれます。運ぶという行為により、街の営みが続き、いろいろなものが次世代に受け継がれて行く。そんなことも感じさせてくれる作品です。

駅にはこういった装飾が194か所に施されているそうです。ここに描かれた様々な人を見ていると、ニューヨークの日常生活全てが、ここに凝縮されているんじゃないかと思うほどでした。

控えめで、非常に素朴なアートワークですが、個人的に大好きな作品のひとつになりました。街というものを作り上げているのは人なんですね。

ここの他にも、ニューヨークの地下鉄駅には様々なアートワークが設置されています。特にセカンドアベニューサブウェイの駅や、23番ストリート駅などの作品は必見です。今後も素敵なアートワークを見つけたらぜひ紹介させていただきます。

地図

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。しばらくは修行のため、標準レンズと言われる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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