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1904年オープンの歴史的な駅「72nd street station (1/2/3)」

72番ストリート駅の建物は実はとても古いのではないだろうか?

先日、喜多方ラーメンに行く際に、72番ストリート駅(72nd Street Station)を利用しました。普段、何気なく利用していた駅だったのですが、ふと建物が非常に古いことに気づき、少し調べてみることにしました。

新旧2つの改札口

この駅は、72番通り、ブロードウェイ、アムステルダム・アベニューという3つの道が交差する三角地帯にあります。そして道を挟んで2つの建物が建っているのが特徴です。どちらも同じ72番ストリート駅の入り口です。

南側に建つ年季が入った建物は1904年に、そして北側側に建つ緑色の建物は2002年にそれぞれ完成したそうです。約100年もの違いがある建物が、1つの駅として並んで利用されているんですね。

1904オープンの南側入口

南側の建物は淡い色のレンガの外観で、見るからに古い建物です。今から100年以上も前に作られ、ニューヨーク市が初めて地下鉄を導入した際、最初に作られた28の駅のひとつだったそうです。

つまり、ニューヨークの地下鉄の歴史そのものと言っても過言ではないかもしれません。非常に価値の高い建物ということで、アメリカ合衆国の指定する歴史登録財にも登録されています(参照

2002年オープンの北側の駅

北側の緑色の建物は2002年に行われたリノベーション工事の際に、新しく建てられました。ロンドンにあった水晶宮(The Crystal Palace)のデザインを参考に作られたそうです。水晶宮の写真を初めてウェブで見ましたが、大きさが全然違いますが、確かにその影響を受けているのがわかります。

北側の駅周辺は広場になっていて、売店やベンチが設置されています。ちょっとした公園のような場所で、住民の憩いの場になっています。ニューヨークの地下鉄駅は、地下に降りる小さな入り口があるだけのイメージですが、72番ストリートの駅は建物が2つもありますし、非常に存在感があります。考えてみたら、こんな立派な地下鉄駅、他にない気がしてきました‥。

というわけで、今日は72番ストリートの駅のご紹介でした。古い駅と、新しい駅のコンストラストが非常に面白い、素敵な地下鉄駅です。今までは何も考えずに利用していた駅ですが、少し調べることでその魅力に気づけてよかったなと思います。また何か歴史的な建物を見つけた際には、ご紹介させていただきます!

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写真

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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