奥地なんて言ったら失礼なんだと思いますが、まさかこんな所でラーメンが食べられるなんて…。
先日、知る人ぞ知るラーメン屋、ライ・ライ・ラーメン(Rai Rai Ramen)に初めて行って参りました。こちらのお店、なんとマンハッタンからだと車で50分ほども離れたフランクリン(Franklin)という街にございます。遠い…、遠すぎるでしょ…。この目でお店を見るまでは、それこそ存在自体を疑っていました…。
そして、実際にお店をこの目で見た時ですら、その疑いは晴れませんでした。だって、外からみたら、ラーメン屋さんではなく、完全にチャイニーズ・レストランなのです…。いや、外観だけでなく内装も…。本当にラーメン食べれるのー!?
でも、だまされたつもりでお店に入ってみました。すると、テーブルの上にラーメンの写真が入ったメニューが!これでラーメンが本当に食べられることが確認できました。お茶はジャスミンティーが出て来たけど…。
そして、メニューには、意外にも様々なラーメンがありました。醤油、塩、みそ、タンメン…etc。カレーラーメンや麻婆ラーメンなんてのもありました。そんな中、僕は迷いに迷ったあげく「ハカタ・ラーメン」を注文しました。
すると店員さんから「ファースト・ジェネレーション? オア セカンド・ジェネレーション?」と確認されました。わけがわからなくなり、かなり動揺したのですが、気を落ち着かせ、違いは何かと尋ねました。すると、セカンド・ジェネレーションのほうが、じっくりと煮込まれていて、味が濃いとの説明が…。
あれ、なんか違うジェネレーションとかあったりして、もしかしてすごい本格派なの?
結局お店の人にも勧められ、僕はセカンド・ジェネレーションを注文することにしました。店員さん、とってもフレンドリーで素敵な人でした。
そして待つこと数分、ついにハカタ・ラーメンがやってきました。おおお、かなりの本格派!やるなセカンド・ジェネレーション!これで、やっと一安心できました…。
食べてみても、見た目通り、立派な豚骨ラーメンでございました。餃子も注文したのですが、こちらもなかなかの美味でしたよ!
もちろん、ミツワの山頭火とか、ユニオンスクエアーの一風堂などと比べるにはかなり難しい部分がありますが、このロケーションで、これだけのラーメンを食べられるというのは、かなり奇跡的なことだと思います。外観や内装も完全にチャイニーズ・レストランだし…。そのギャップの大きさが逆に感動的で、なんだか忘れられない食事体験となりました…。
ただやっぱり、このラーメン屋さんに行くだけのためにNYCから50分のドライブはきついと思います。でも、プリンストンなんかに遊びに行く機会があれば、その帰りに立ち寄れるのでいいかもしれません。
あと、内装を新しくリフォームして、ラーメン屋なのかチャイニーズレストランなのかをはっきりしたら、もう少しお客さんが来ると思うんだけどな…。余計なお世話かもしれないけど…。
まあ、何はともあれ、Rai Rai Ramenのスタッフの皆さん、感動をありがとう。そして、今後もぜひラーメンを作り続けてください!心から応援しております!
1980 New Jersey 27,
Franklin Township, NJ
(732) 821-5777