
2021年5月にオープンした「リトルアイランド」にやってきました!ハドソン川の水上に作られた非常にユニークな公園です。場所はミートパッキングエリアで、スタンダードホテルやホイットニー美術館のそばにあります。最寄駅はA/C/E/Lが停車する「14th St & 8th Ave」です。

ハイラインから近いので、ミッドタウンからミートパッキングディストリクトまでハイラインを歩いて、最後にリトルアイランドでゆっくりするというのが、今後定番のお散歩ルートになるかもしれません。
基本情報

今回私が入場したのは2021年6月23日水曜日で、事前にウェブで入場チケットを入手してから公園を訪れました。入場時間は午後8時30分で、ちょうど太陽が沈む時間帯でした。
開園時間
公園は午前6時から午前1時までオープンしていて、午前6時から午後12時までの時間帯であれば入場チケットがなくても入ることができます(2021年6月23日時点)。入場料は無料です。
入場チケット購入方法
リトルアイランドの入場チケットはこちらから入手できます。
https://littleisland.org/timed-entry-reservations/
希望の時間帯を選んで、チケット数やメールアドレスを入力するだけです。その後、バーコード付きのチケットがメールアドレスに届くので、それを印刷して公園入り口のスタッフに見せれば入場できます。私は印刷が面倒だったので、スマホの画面でチケットを見せましたが、問題なく入場できました。
園内の見所

園内には展望台や屋外劇場、プレイグラウンド、芝生広場などがあり、住民や観光客が集まり、楽しく過ごせるような工夫が数多く施されていました。
3カ所ある展望台

公園はほぼ正方形の形をしていて、北西、南西、南東の3箇所になだらかな丘が作られていてます。非常に起伏がある形状になっているので、なんだか自然いっぱいの島に来たような気分になり、とてもワクワクしました。

丘の頂上は見晴らしの良い展望台になっていて、階段やトレイルを使って行くことができます。展望台からの眺めは絶景で、ロウワーマンハッタンの高層ビルや、ニュージャージーの街並み、チェルシーやミートパッキングディストリクトのユニークな建物群が一望できます。夕暮れ時はニュージャージー方面に太陽が沈むので特に美しい眺めが味わえます。

入り口側にある南東の展望台からはエンパイアステートビルが綺麗に見えました。どの展望台からも、ニューヨークを象徴するアイコニックな建物が数多く見えるので、観光スポットとしても、非常に人気が出そうです。

お散歩が楽しくなる様々な仕掛け
園内に張り巡らされた歩道はカーブが多く、高低差もあるため、様々な角度からニューヨークの景色が楽しめます。こういった場所は、マンハッタンにはなかなかないため、非常に新鮮でした。

また、歩道の途中にはクルクル回る楽しいオブジェが設置されてました。この前に立って動画を撮れば、かなり映えますね。他にも園内数カ所にこういった仕掛けが用意されてました。

お手洗いも洞窟のようになっていて島の雰囲気が満点。丸い窓からは島を支える柱が見えました。細部まで非常によく作り込まれてます。

島の真ん中には飲食コーナーもあります。お店ではベーグルやトーストなどの軽食や、ソフトドリンクやアルコールが購入できます。今日は涼しくて過ごしやすかったので、とてもゆっくりできました。

美しい屋外劇場

今後、イベントやコンサートが行われる予定の野外劇場「The Amph」も見つけました。真ん中のステージを囲むように観客席が設置されていて、ステージの後ろにはハドソン川がダイナミックに広がっています。

夕陽が沈む時間帯に公演が行われると、特にドラマチックな光景が楽しめそうですね。ハドソン川の景色を生かした素晴らしい野外劇場です。
園内にはもう一つ「The Glade」と名付けられた小さなステージもありました。こちらは少人数でのお芝居や演奏会、詩の朗読会など、小さくてアットホームな雰囲気なイベントなどに利用されるのではないでしょうか。

まとめ

以上でリトルアイランドのレポートを終わります。リトルアイランドは、チューリップの形をしたユニークな形をした柱で支えられているため、外から見ているだけでも楽しいのですが、中に入るとさらにワクワクさせてくれる素晴らしい公園です。

展望台からニューヨークの街並みを堪能できますし、座れる場所もたくさんあるので、ゆっくり寛ぐことができる公園です。野外劇場で行われるパフォーマンスも本当に楽しみです。

リトルアイランドは今後、間違いなくニューヨークを代表する観光スポットになるはずです。また近々ゆっくりと散歩に行きたいと思います!