体験レポート

2015年に新装開店!アメリカアート専門の美術館「ホイットニー美術館」

Whitney Museum of American Art

2015年5月1日にホイットニー美術館(Whitney Museum)がミートパッキング・ディストリクトにオープンしました。今まではアッパー・イーストにありましたが、ハイラインの南の端、Gansevoort沿いへの移転が行われました。

Whitney Museum of American Art

新しい建物は、イタリアの代表的な建築家であるレンゾ・ピアノによって設計されました。ポートオーソリティー駅の向かい側に建つニューヨークタイムズ本社ビルも彼が手がけた作品のひとつだそうです。日本では関西空港のターミナルビルを作った人として知られています。そうそう、フランスのポンピドゥー・センターも彼の代表的な作品として有名です。

Whitney Museum of American Art

建物に入ってまずチケットを購入します。朝の開館時間前は多少並ぶこともあるようです。もし行列を避けたい場合は、オンラインで事前にチケットを購入することもできます。

Whitney Museum of American Art

受付でチケットを購入し、パンフレットをピックアップして、いよいよ館内へ。巨大なエレベーターに乗って、僕はまず一番上の8階に行きました。

Whitney Museum of American Art

この階でぜひとも見ておきたいのが、アメリカを代表する女性アーティストであるジョージア・オキーフの作品。花や動物の骨などを題材とした作品を数多く残した、アメリカアート界の巨匠です。

Pink and Blue No.2 - Georgia O'Keeffe

この界には、「スタジオ・カフェ(Studio Cafe)」というカフェもあります。

Studio Cafe

僕が訪れたときは、まだ開館後間もなかったため、スタッフによるミーティングが行われてました。

Studio Cafe

このスタジオ・カフェの目の前は屋外テラスになってます。

Whitney Museum of American Art

 

外のテラスに出てみるとマンハッタンの大パノラマが!!

 

Whitney Museum of American Art

 

周りに高い建物があまりないため、非常に見晴らしがいいです。ミートパッキングのエリアは全て見渡せます。Googleのニューヨークオフィスがドカンと見えて、その後ろにはエンパイアーステートビルがひょっこり頭を出しています。

 

 

 

 

 

Whitney Museum of American Art

 

すぐそばにはスタンダードホテルが!そしてその下にはハイライン。

The Standard High Line

 

南側にはワン・ワールド・トレード・センターの美しい姿を見ることができます。

 

Whitney Museum of American Art

 

テラスは各階にあって、階段でつながっています。なので室内での美術鑑賞と屋外のテラスでの景色を交互に楽しめる仕掛けになっています。アート作品だけでなく、目の前に広がる本物のニューヨークの景色を見ることで五感が刺激され、街そのものを体全体で味わっているような気分になりました。

 

Whitney Museum of American Art

 

7階には数あるホイットニー美術館のコレクションの中でも最も人気の高いエドワード・ホッパーの作品が展示されています。

 

 

Whitney Museum of American Art

 

個人的にもエドワード・ホッパーの作品のファンなので、テンションが大いにあがりました。下の作品は、ホッパーが描いたミートパッキングの建物です。

Early Sunday Morning - Edward Hopper

 

7階も一通りまわったら、またテラスに出ます。7階のテラスには彫刻作品が飾られてました。テラスも各階でそれぞれ違った特徴を持っています。

Whitney Museum of American Art

 

 

Whitney Museum of American Art

Large Trademark with Eight Spotlights - Edward Ruscha

Whitney Museum of American Art

Whitney Museum of American Art

Hollywood Aflicans - Jean-Michel Basquiat

Whitney Museum of American Art

Whitney Museum of American Art

Whitney Museum of American Art

Whitney Museum of American Art

Museum Shop

Untitled

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

関連記事

更新情報を
FBでお知らせします