週末にフェリーに乗ってガバナーズ・アイランド(Governors Island)に行ってきました。
ガバナーズ・アイランドはマンハッタンの南に浮かぶ小さな島で、かつてはニューヨークを守るための軍事施設として使用されていた場所だったとか。以前は封鎖されていて、一般の人は入れなかった島だったらしいのですが、2005年から期間限定で行くができるようになってます。今年は5/30から10/11までの間の金曜日、土曜日、日曜日に行くことができるようです。
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ガバナーズ•アイランドへのフェリーは、マンハッタンの南の端、Battery Maritime Buildingから30分に一本の間隔で出航しています。
フェリーで船旅といっても、実際はマンハッタンから目と鼻の先にあるため、10分位で島に到着します。でも、途中船からの見えるマンハッタンの眺めは本当に最高です。
さて、こちらが到着場所。いよいよ島に上陸です。島には自転車を乗り入れることができます。島の周りをグルリと一周できるので、自転車がある方は持っていくと面白いかもしれませんね。もちろん徒歩でも歩き回れます。
島ではサイクリングをしたり、ピクニックをしたりと様々なことができますが、19世紀に建設された歴史的な建物が数多くあるので、ぜひともそれらを見て回りたいところ。そんな時嬉しいのがパークレンジャーの方の無料ガイド。ガバナーズ・アイランドの歴史について、島内の建物を巡りながら解説してくれます。
この要塞のような建物はCastle Williams。パークレンジャーの方がここへ案内してくれました。ここにはかつて大砲が設置されていて、周辺の港を防衛する要の場所として利用されていました。他にも、星の形をした、お堀に囲まれたFort Jayなど見所はかなりたくさんあります。
他にも、この島では毎週末、様々なイベントが行われているようです。島からはマンハッタンの高層ビルや、自由の女神、ブルックリンやニュージャージーの街並も一望できます。フェリー乗り場のそばにはビーチにもなってました。最近はフェリー乗り場のそばにビーチも誕生しました。まだまだ一般開放されてまもない島なので、これから建物や公園の整備が行われていくようです。これからどんどん魅力的な場所になっていくんでしょうね。
忙しい人や車で溢れかえっているマンハッタンを抜け出して、ちょっと一息つきたい時などにとてもよい場所だと思います。フェリーも入園料も無料だというのに、ちょっとした小旅行気分を味わえます。こんな手軽に都会の喧噪を離れることができるのも、ニューヨークの奥深さだなと感じました。
【関連ページ】
ニューヨークハーバーに埋め込まれた真珠 ―ガバナーズ・アイランド(1).
徹底攻略! ガバナーズアイランド ページ01.
Governors Island Preservation and Education Corporation.
Directions to the Island, Governors Island (行き方/フェリーのスケジュールなど).
Orihiko77
07/09/2012 at 6:40 PMきゃっするウイリアムズが公開されたんですね、アルカトラスみたいですね〜