コニーアイランドのシンボルともいえる観覧車「ワンダー・ホイール(Wonder Wheel)」に初めて乗りました!
今までは乗車料が高そうだし、古そうだし、外から見るからだけでいいや…と思っていました。しかし、乗ってみたら思った以上に楽しくて、いい思い出になりました。
ワンダー・ホイールとは
マンハッタンから電車で1時間ほどの場所にあるビーチリゾート、コニーアイランドにある観覧車です。
1920年から営業を続ける、歴史的な乗り物で、周辺エリアのランドマークになっています。ニューヨーク市によって歴史的建造物としても公式に認定されています。
高さは46メートルで、コニーアイランドでひときわ目を惹く存在です。
100年以上も営業している観覧車なので、ノスタルジックな雰囲気が溢れていて、東京の花やしきの乗り物を彷彿とさせます。
見るからに古い乗り物なので、壊れるんじゃないか…と心配になりますが、恐らく安全面は問題ないんだと思います(そう願いたい)。
映画やドラマなどにも頻繁に登場し、2017年にはウディ・アレン監督の映画「Wonder Wheel」(邦題「女と男の観覧車」)の舞台となったことで話題になりました。
料金・乗り方
観覧車がある遊園地「ディノズ・ワンダー・ホイール・アミューズメント・パーク(Deno’s Wonder Wheel Amusement Park)」内にあるチケットカウンターでチケットを購入します。
乗車には10クレジット必要なので、1人10ドルです(1クレジット1ドルの計算)。10クレジットを使って乗車すると、2周分楽しむことができます。
小さい子供も無料にはならないので、人数分のクレジットを購入する必要があります。我々は家族3人分だったので30ドル支払いました。
他にもメリーゴーランドなどの他の乗り物にも乗ったので、この日は50ドルほど遊園地で使いました。
ゴンドラの色
観覧車のゴンドラは赤、青、白の三色に色分けされています。観覧車が上に行った時に、スイングして動くのが赤と青のゴンドラです。
普通の観覧車同様、普通にクルっと回るだけのゴンドラは白になります。
今回我々は、小さい子供がいたのと、高所恐怖症の大人がいたので、スイングなしの白に乗りました。
見どころ
観覧車の高さが46メートルあるので、一番上まで行くと、コニーランドの海はもちろんのこと、マンハッタンの高層ビルまで見ることができました。
私たちが乗った日は気温が30度を超えていて、ムシムシした真夏日でした。観覧車の中も暑いのかな…と思いましたが、ゴンドラには窓がついておらず、なんと吹きっさらし!
ゴンドラが上に行くにつれて海風が直接肌に当たって、涼しくてとても気持ち良かったです。
注意点
観覧車のゴンドラには窓がないので、高所恐怖症の方には少し厳しいかもしれません。ただ、高い所が好きな方であれば、かなり楽しめると思います。今回私は乗れませんでしたが、スイングありのゴンドラに乗れば、よりワンダーウィールの醍醐味が味わえるのではないかと思います。
ただ、上の方では海からの風が強いため、秋から冬にかけての寒い日には、防寒対策が必要かもしれません。
あと、子供は3歳未満でも乗車料を取られます。大人と乗車料は同じなのでご注意ください。3人だと30ドルなので、日本円だと約4300円(2023年8月1日現在)になってしまいます。
東京の葛西臨海公園の大観覧車は一般が800円なので、3人分で2400円。だいぶ値段が違いますね…。
まとめ
乗車料が1人10ドルと、決して安くはないですが、思った以上に楽しい経験ができました。他にもネイサンズのホットドック、ビーチ、ニューヨーク水族館などと組み合わせることで、コニーアイランドをより楽しむことができると思います!