先日初めてスタッテン島に行ってきました。スタッテン島はマンハッタンの南にある島で、無料のフェリーで行くことができます。
オレンジ色のフェリーに乗って、ちょっとした旅行気分に浸れます。
途中、おなじみ自由の女神を通り過ぎます。
マッハッタン島を出て30分程度でスタッテン島に到着です。
フェリー乗り場からバスに乗って、今回の目的地であるFort Wadsworthまで行きました。
まずはビジターセンターへ。かつてニューヨークを外敵の侵入から守るために作られたFort Wadswortについての解説ビデオや展示物を見ることができます。
ビジターセンター前にはかつて装備されていた大砲が。
そして少し歩くとBattery Weedと呼ばれる要塞が見える丘にたどり着きます。かつてはここに大砲が設置されていて、海から侵入しようとする外敵を監視していたわけです。対岸にも要塞があり、挟み撃ちできるようになっていたようです。
岡の上から、かつて使われていた要塞をしばらく眺め、歴史の経過を感じました。夏にはツアーなどでこの中にも入れるようですが、僕が行ったときは門は閉じられていました。
Battery Weedの外壁には無数の穴があります。ここが大砲の発射口だったようです。
Battery Weedのすぐ横には近代的なVerrazano-Narrows Bridgeがかかっています。Battery Weedとのコントラストに歴史の流れ、大きな時代の変化を感じました。この橋を渡るとブルックリンです。
ガバナーズ・アイランドなどと同じで、かつてのニューヨークの面影を残す貴重な場所でした。今度はぜひ緑が奇麗な夏に来てみたいと思います。