体験レポート

ニューヨーク市の巨大パノラマが名物の美術館「クイーンズ美術館」

The Panorama of the City of New York

今週末、友人とブランチをするためクイーンズを訪れたのですが、その後に、以前から行きたかったクイーンズ美術館(Queens Museum of Art)まで足をのばしてきました。

もちろん、お目当ては ニューヨークの巨大パノラマ(The Panorama of the City of New York)の展示です!見てください、この壮大なスケール!小さい頃からジオラマやらNゲージが大好きだった僕には夢のような光景でした…。

このパノラマですが、 ニューヨークの5区(ニューヨーク、ブロンクス、ブルックリン、クイーンズ、スタッテンアイランド)全てをカバーしております。

The Panorama of the City of New York

そして、何がすごいって、この5区にある全ての建物(1992年までの)がこのパノラマ上で再現されているということ。

そう、「全て」なのです…。

高層ビルだけではなく、普通の家やアパートなんかも、一つ一つ丁寧に再現されているのです。建物の数は89万5千にも及ぶのだとか…。

The Panorama of the City of New York

そもそもは1964年にクイーンズで行われた万国博覧会(World Fair)向けの展示品として作られたそうです。100人のチームで、3年がかりの作業だったとか。つまり仮に100人が3年間休まず働いたとして、1人あたり一日約8つの建物を造ったことになりますね。超単純計算でなんとも言えないのですが、塵も積もれば山となるということですね…。

万国博覧会の後もアップデートが繰り返され、1992年までの建物は確実に作り込まれているそうです。

The Panorama of the City of New York

それでは難しいこと抜きにして、ニューヨークの有名スポットを巡ってみましょう。
まずはアメリカのアイコン的な存在である自由の女神から。

夏になると解放されるガナバーズ・アイランドも、見事に再現されています。

続いてロウアーマンハッタンです。ここにはまだ、ツインタワーが残されています(2013年5月19日現在)。新しいOne World Trade Centerが完成した際には、作り変えられる予定だそうです。

マンハッタンとブルックリンをつなげる2つの橋です。上がマンハッタン・ブリッジで、下がおなじみブルックリン・ブリッジです。なんだかヘリコプターに乗って観光している気分になりますね…。

少し北に上がると、ワシントン・スクエアー・パークがありました。NYUのキャンパスもこのエリアに集まってます。

そして、やっぱりニューヨークといったらエンパイアー・ステート・ビルディングですよね!

The Panorama of the City of New York

こちらはマディソン・スクエアー・ガーデンです。若干ビルの壁紙が剥がれかかっておりましたが、逆に手作り感が出てて好感度アップ!

ビルが密集しているミッドタウンの真ん中にはブライアントパークが。僕の働いている会社のオフィスもこのエリアにあります。

そして、緑のオアシスであるセントラルパークです。こうやってあらためて俯瞰して見ると、その大きさに驚かされます。よくもまあ、これだけのエリアを公園として残すことができたなと関心してしまいました。公園内の池や野球場なども細かく描かれています。

セントラルパークパーク内にあるメトロポリタン美術館です。特徴的な外観がしっかりと再現されています。

こちらはアッパーウエストサイドにあるコロンビア大学のキャンパスです。

クイーンズとマンハッタンを隔てるイーストリバーに浮かぶ、ルーズベルトアイランドです。マンハッタンの高層ビル群と、クイーンズの倉庫街が対象的でした。

こちらはクイーンズにあるラガーディア国際空港。アメリカの国内線に乗る際によく使います。空港からワイヤーが出ていて、小さな飛行機が飛び立つ演出が施されてました。

The Panorama of the City of New York

もちろんJFK国際空港もありましたよ〜。日本からの国際線もここに到着します。

ブルックリンの建物も見事に再現されています。こちらはコニーアイランドです。今年の夏もここのビーチには行きますよー!

ブロンクスにあるヤンキースタジアムは、新球場になってました!

この他にもいろんな建物があったのですが、きりがないのでこのへんで終了とさせていただきます…。

ともかく、1992年までの全ての建物が再現されているため、自分が住んでいるアパートや、働いている会社のビルなんかも見つけることができてしまうんですよね。よく見れば見るほど、いろいろな発見があり、いつまでたっても飽きません。本当にこれだけのスケールのものをよく作ったな〜と関心するばかりでした。

美術館がフラッシングにあるので、なかなか行く機会がなかったりしますが、このパノラマは本当にオススメです。

The Panorama of the City of New York

ところどころ古い建物がまじっているのですが、今後も少しずつアップデートされていくということなので、しばらくしたら是非また訪れたいと思います。

Queens Museum of Art
New York Ave Flushing Meadows Corona Park
Queens, NY 11368
www.queensmuseum.org

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Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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