マンハッタン初となるノードストローム(Nordstrom)がオープンしたので行ってきました。
場所はコロンバスサークルのすぐそば、57番通りとブロードウェイの交差点です。今回オープンしたのはメンズ専門店で、道を挟んだ建物では2019年のオープンに向けて女性向けストアの準備が進められています。
今までマンハッタンにはアウトレット品を販売するノードストローム・ラック(Nordstrom Rack)はありましたが、高級百貨店のノードストロームはありませんでした。
ドアを開けて中に入ると、店員さんがものすごくフレンドリーに迎えてくれました。友達や知り合いかのような親近感が持てる接客で、相当トレーニングされているんだろうなと感じました。
お店は地下1階、地上2階の3フロアーで構成されています。1階ではリーバイスを始めとしたカジュアルブランドのアイテムをはじめ、サングラス、ヘッドフォン、髭剃り用グッツなどが販売されています。
2階に上がると、スーツを始めとしたフォーマルなアイテムが取り揃えられています。テイラーの方がいて、自分に合うスタイルのスーツをコーディネートしてくれます。
ノードストロームの代名詞とも言われる靴のコーナーは地下にあります。
品揃えは幅広く、50ドル前後のVansのスニーカーから、1500ドル以上するGucciの靴まで、様々なアイテムが美しくディスプレイされてました。
店内にはカフェやバーカウンターのような場所もあって、ゆっくり過ごせる工夫がされてます。大口のお客さんには、スタッフの方がここで飲み物をサービスなんてことがあるのかもしれません。
また、店内を歩いているとオンラインとの連携に力を入れているんだなと強く感じました。
こちらは柱に書かれていたサインです。オンラインで商品を注文して在庫がある場合は20ドルの手数料で当日配達してくれます。
もちろん、オンラインで注文したものをお店でピックアップすることもできます。地下には専用カウンターがありました。
こちらは、購入した商品を返品できるボックス。店員さんなしで返品できるのは気を遣わなくていいですし、非常に便利ですよね。柔軟な返品ポリシーで有名なノードストロームならではのサービスです。
近年、Amazonが巨大になっていくにつれて、リアル店舗がニューヨークから少しずつ姿を消しています。トイザラスが閉店するというニュースもありました。
しかし、そんな状況の中でもあえてマンハッタンに進出してきたノードストローム。間違いなくかなりの勝算があってのことなんでしょう。
オンラインショッピング全盛の時代ですが、僕は服や靴は必ず一度試着してから買うので、こういったリアル店舗は非常に助かります。
ノードストロームの靴のセレクションも好きなので、ぜひマンハッタンでも成功してもらいたいです!