ブルックフィールドプレースに新オープンしたAmazon Goに行ってきました。同店はすでにシアトル、シカゴ、サンフランシスコで営業していますが、ニューヨークではここが第一号店です。お店はブルックフィールドプレースの2階にあります。2019年5月から営業開始となりました。
最近ちょうど「アマゾンのすごい問題解決」を読んで、Amazon Goのことが取り上げられていました。ぜひ行ってみたいなと思っていたので、ニューヨーク出店はとても嬉しかったです。
Amazon Goでの買い物の流れ
Amazon Goには支払いをするレジがありません。そのため、レジに並んだり、支払いのために現金やカードを出す必要がありません。気になる買い物方法は以下の通りです。
1.Amazon Goアプリを開く
2.スマホをかざしてゲート通過
3.商品を手に取る
4.店外へ
まず、お店に入る前にAmazon Goアプリをダウンロードする必要があります。アプリを起動するとお店での買い物方法のチュートリアルがあるので、初めてでも安心です。
お店に到着したら、Amazon Goアプリを開き、QRコードを入り口のゲートにかざして中に入ります。自分のアプリを使って複数の人を入れることも可能です。この場合は支払いは全てアプリを持っている人が行うことになります。
店内での買い物
店内の広さは約120平方メートルで、奥に長い長方形をしています。奥には飲み物が入った冷蔵庫があり、左右にはサンドイッチやお寿司などの食料品、そして真ん中の棚にはスナック類が並んでいました。
自分が欲しい商品を見つけたら手に取ります。もちろん、商品が気に入らなければ棚に戻しても大丈夫です。ただし、自分が取った商品を別の誰かに渡すことは禁止というルールがあります。
この商品を取ったり戻したりする動きを、天井をはじめ店内各所に設置されたセンサーが常にチェックをしています。そのため、店員さんが誰もいなくても、どのお客さんが何をいくつ取ったのかがわかる仕組みになっています。ここがAmazon Goが画期的な点です。
お店を出るとレシートが届く
今回はランチ時だったので、僕はサンドイッチを1つ、飲み物を1つ手に取りました。そしてそのまま商品を手にとって店外へ…。支払いのレジがないので、大丈夫かと緊張しましたが誰にも捕まることはありませんでした。
その後、数分したらAmazon GoからEメールでレシートが届きました。レシートには僕が手にとった商品の内容と、合計金額、お店の滞在時間などが記録されていました。いや〜すごい仕組みです。これ、購入したアイテムの数が間違っていることとか、どのくらいの確率で起こるんでしょうか…。
関心させられるのは、このレジなしの無人店舗の仕組み自体がプラットフォームになってるんですよね。なので、この仕組をセブンイレブンやファミマなどが採用するということもあるかもしれません。特に24時間営業の場合、深夜の時間帯は人件費を減らしたいはずです。もちろん、日本のコンビニも自社で開発を進めているとは思うのですが。
というわけで、今回はニューヨークに初進出したAmazon Goのご紹介でした。出店したばかりで、商品のラインナップなどもまだ調整している段階だと思います。なので、またしばらくしたらお店を覗きに行こうかなと思っています。今後、どのような進化を遂げるのか楽しみです。