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屋上テラスがあるミッドタウンの図書館「Stavros Niarchos Foundation Library」

7階の屋外テラスからの眺めが気持ちよかった!

やっとのことで、スタブロス・ニアルコス財団図書館(Stavros Niarchos Foundation Library)に行くことができました!SNFL(同図書館の略称)はニューヨーク公共図書館のひとつで、長らく続いていた改装工事が終わり、2020年7月に新装オープンしました。しかし、コロナ禍で本のピックアップと返却のみができる限定的な営業で、館内を自由に歩いてまわることができませんでした。

そんな中、2021年7月6日(火)になって、ついに新型コロナ関連の規制が解除され、ニューヨーク市内の各図書館がフルオープンしました。それに伴い、SNFLに入って、館内をじっくりと見学することができるようになりました。

場所は5番街と40丁目の交差点で、ニューヨーク公共図書館本館「ステファン・A・シュワルツマン・ビルディング」の斜め向かいにあります。ブライアントパークのすぐそばです。

建物の歴史

この建物は1915年に建てられ、当初はデパートとして使われていました。しかし、1970年代に入り図書館としても使われるようになりました。そして今回、総工費約221億円をかけて、100年以上に渡って使われてきた建物の改装工事が行われました(参照)。

この改築で、内装が一新され、7階には屋外テラスも設置されました。読書や勉強に使えるスペースもふんだんにあり、開放的な吹き抜け空間も作られ、非常に素晴らしい図書館に生まれ変わってます。

各フロアの特徴

5番街から建物に入ると、鮮やかな赤いカーペットが敷かれていて、奥に本の貸し出しを行うチェックアウトカウンターがありました。

また、図書館に新しく入った本を紹介するコーナーや、「#shelfie」と書かれた記念撮影用のプロップが設置されていました。セルフィーとシェルフ(棚)をかけた、ユニークな造語ですね。

2階は主に小説のコーナーになっています。カラフルなクッションが置かれたベンチもあるので、小説を手に取り、ゆっくり読書ができるような空間になっています。

3階はミステリーやサイエンスフィクションなどの書籍のエリアです。書庫エリアと繋がる短い橋があってワクワクしました。吹き抜けの空間がとても素晴らしいです!

4階は世界の言語関連の書籍が並びます。様々な世界の国の人たちが集まり、数多くの言葉が飛び交うニューヨークの図書館ならではのフロアーです。ここにも壁際にデスクと椅子があり、読書スペースがたくさん用意されてます。

5階はBusiness Center。ビジネス関連の書籍が並びます。そしてなんとここではブルームバーグのターミナルがデュアルモニターで使えるようになってます!ブルームバーグ社から寄贈されたものらしく、3台並んでいました。でも、これ誰が使うんですかね?トレーダーがここに来て使うのでしょうか?それとも、クラスとかで使い方を勉強するためのものでしょうか…。

6階はPasculano Learning Centerと呼ばれるフロアーで、会議室やクラスルームが数多くありました。ここで、パソコンのクラスが開講されたり、キャリアに関するトレーニングが受けられるようです。

子供向けの本は地下1階にありました。リーディングエリアは広くて、天井が吹き抜けになっていてとても開放的。親子で楽しく本が楽しめる空間です。

また、図書館のシンボルであるライオンのレゴが飾られており、遊び心も満点です。個室やミーティングルームもあるので、ここで子供向けのイベントやクラスが今後行われるんだと思います。

見晴らし抜群の屋外テラス

改装工事の目玉として注目された屋外テラスは7階にあります。テラスからはブライアントパーク周辺の高層ビルが一望できます。図書館の本館にあたる「ステファン・A・シュワルツマン・ビルディング」の建物や、階段の両端に座る2頭のライオン像も見えました。

以上で、スタブロス・ニアルコス財団図書館のレポートを終わります。見どころは、7階の屋外テラス、広々とした読書スペース、吹き抜けの書庫エリア、そして子供向けのリーディングエリアかなと思いました。

ミーティングルームも数多くあるので、まさにニューヨーク市民が学び、集い、楽しめる場所になっています。素晴らしい施設なので、これからも頻繁に利用させてもらいます!

地図

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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