体験レポート

ニューヨークの美術館を無料で楽しむ方法 (2020年度版)

今年も、無料またはPay What You Wishで入館できる美術館の情報をまとめました!低予算で観光を楽しみたい場合や、何度も同じ美術館を訪れたい場合など、無料やPay What You Wishで入館できる機会を与えてくれる所は本当にありがたい存在です。 今回は、個人的に利用したことがある5つの方法をご紹介します。

  1. 常に無料の美術館に行く
  2. 常にPay What You Wishの美術館に行く
  3. 無料/Pay What You Wishの曜日に美術館に行く
  4. ミュージアムマイルを利用する
  5. Bank of AmericaのMuseum on Usを利用する

無料で入館できる所のみだと数が限られてしまうので、Pay What You Wishを採用している美術館も含めました。Pay What You Wishは自分で入館料が決められる仕組みです。それでは早速、ひとつずつご紹介します!

1.常に無料の美術館に行く

P.S.1 MoMA

ニューヨークにはいつ行っても入館料が無料という太っ腹な美術館がありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。クイーンズのP.S.1 MoMAはニューヨーク在住者であれば無料で入館できます。

2.常にPay What You Wishの美術館に行く

ブルックリン美術館

無料ではありませんが、Pay What You Wishという自分で入館料を決められる仕組みを採用している美術館があります。入館料は1ドルでも100ドルでも構いません。受付で自分が支払いたいという金額を支払いチケットを購入しましょう。もしいくら払えばよいか決められない場合は美術館側の推奨入場料(Suggested Admission)を目安にしてくださいね。

3.無料/Pay What You Wishの曜日に美術館に行く

MoMAのUNIQLOフリー・フライデー・チケット

ほとんどのニューヨークの人気美術館が無料またはPay What You Wishで 入館できる曜日を設けています。以下がそのリストです。無料チケットの事前購入はできない場合が多いので、当日受付に行ってチケットをもらう形になります。また、ホイットニー美術館など、無料で入館できる時間が短い所は、開始時間前に混むことが多いのでご注意ください。閉館1時間前くらいに行けばスムーズに入れる場合が多いです。

火曜日

水曜日

木曜日

金曜日

土曜日

4.ミュージアムマイルを利用する

歩行者天国になった五番街

毎年6月、ミュージアムマイルというイベントが開催され、美術館が集まる5番街のエリアが歩行者天国になります。その際に、以下の美術館の入館料が無料になります。2020年は6月9日(火)の午後6時から午後9時の間に実施されます。

  • エルムセオデルバリオ美術館
  • クーパーヒューイット国立デザイン美術館
  • グッゲンハイム美術館
  • ノイエギャラリー
  • メトロポリタン美術館

5.Bank of AmericaのMuseum on Usを利用する

クロイスター美術館

バンクオブアメリカ(Bank of America)の銀行口座を持っていると毎月第一週目の週末に以下の美術館が無料で入館できます(2020年1月情報)。最新情報は公式ウェブサイトからご確認ください。

  • エルムセオデルバリオ美術館
  • ルービン美術館
  • メトロポリタン美術館
  • クロイスター美術館
  • メットブロイヤー美術館
  • ニューヨーク近代美術館(MoMA)

以上、僕が実際に利用したことがある5つの方法のご紹介でした。もしかしたら何か別の方法もあるかもしれません。ご存知の方がいたら、ぜひ教えてくださいね。尚、上記情報は2020年1月時点でのものになります。美術館側の都合で途中で変更になる可能性もありますのでご注意ください。

最後になりますが、僕は絵画の楽しみ方がまったくわからない素人なので、手始めに以下の本をAmazonで購入しました。この本が素晴らしかったです!なぜピカソはキュビズムに至ったのか?そんな疑問に対して、画家の紹介や、アートの歴史に関する解説を通じて、考えるきっかけを与えてくれます。

巨匠に教わる 絵画の見かた リトル キュレーター シリーズ

ビジュアルも豊富で内容がわかりやすいので、ルネッサンスから20世紀までの西洋絵画の大きな流れをざっくりと掴むことができました。アート作品が作られるまでの時代の流れ、当時の社会状況、他の作家達の動きなどを知ることで、より深く作品に触れ合うことができるのかなと思いました。

というわけで、2020年はこういった資料もフル活用しながら、ニューヨークでアート鑑賞を存分に楽しみたいと思います!

地図

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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