先週末の土曜日、天気が良かったのでジャージーシティーにあるリバティー州立公園(Liberty State Park)に行ってきました。
リバティーパークはニューヨーク湾とハドソン川に面した水辺の公園で、1,212エーカーの広大な敷地を持つ州立公園です。公園の周囲が遊歩道になっているので、マンハッタンやジャージーシティーの景色を楽しみながら、水際をゆっくりと散歩できます。
こちらはジャージーシティーダウンタウンに建つゴールドマン・サックス・タワーです。高さ283メートルで、ニュージャージーでは一番高い建物です。その名の通り、世界有数の投資銀行グループのゴールドマン・サックスのオフィスになっています。
自由の女神があるリバティー島や、かつて移民が必ず通過したエリス島も見えます。どちらの島にも公園から出ているフェリーに乗って行くことができます。
公園内にある茶色い大きな建物はセントラル・レイルロード・オブ・ニュージャージー・ターミナル(Central Railroad of New Jersey Terminal)です。1889年から1967年までの78年間に渡って使われていました。
現在はターミナルとしての役割は終えて、中は観光案内所になっています。とても立派な建物で、1975年にニュージャージー州の歴史的建造物に指定されています。
鉄道が発着していたプラットホームも骨組みが残っています。かつて、エリス島を通過してアメリカに入国した移民達が、このターミナルから、鉄道に乗ってアメリカ各地へと移動していきました。
プラットホームは12あって、一度に20の鉄道が停車できたそうです。ほんと、巨大なターミナルです。
公園からはハドソン川を挟んで、ロウワーマンハッタンの摩天楼が一望できます。本当に素晴らしい眺めが楽しめます。
少し左側に目をやるとミッドタウンに建つエンパイアーステートビルディングや、クライスラービルディングも見えます。
右側にはブルックリンのダウンタウンのビルが見えます。
先週の土曜日は、園内で「Veuve Clicquot Polo Classic」というイベントが行われていて、パーティー用にお洒落をしたスタイリッシュな人達が数多くいました。
以上、リバティー州立公園のご紹介でした。芝生の上で遊んだり、水辺を散歩したり、サイクリングを楽しんだりと、素晴らしい眺めと共に、様々な楽しみ方ができる場所です。
また、写真の撮影スポットとしても素晴らしい場所です。特に朝日が昇る明け方や、夕陽がマンハッタンの摩天楼に反射する夕暮れ時にくると、これぞニューヨークというダイナミックな写真が撮影できます。
以下、動画も撮影してみましたので、お楽しみください。
地図
関連記事
NY生活ガイドブック
最新の2021年度版が販売中!毎年、読者コメントや写真提供で協力させていただいてます。運転免許証の取り方や確定申告のやり方など、ニューヨーク生活に必要な情報が満載。ニューヨークやニュージャージーの紀伊国屋書店でも購入可能です。