いよいよ今年も全米オープンテニスが開幕して、世界の一流テニスプレイヤーが、クイーンズのフラッシング・メドウズ(Flushing Midows)に集結しております。日本のエース錦織選手は第10シードとして出場。直前まで出場が危ぶまれていましたが、怪我から順調に回復していて、調子が良さそうです。
こうなったら、試合を観たい!と思うわけですが、観戦チケットがここ数年で高騰してきており、なかなか気軽には行けません…。
でも、せめて練習だけでも見に行きたい!
そこで、決勝トーナメント開始の前日、選手たちの練習を見にフラッシングまで行って来ました。いろいろな選手達が間近で見れて十分楽しめたのですが、こうしておけばもっと良かったのに…いうポイントが出てきたので、以下、まとめてみました。
1.午前中から行ったほうがいい
僕が会場に到着したのは午後2時過ぎで、すでにフェデラーやシャラポワなどのトッププレイヤー達の練習は終わっていました…。必ずしもトッププレイヤーが午前中に練習するというわけではないのですが、午前中からコートに足を運ぶことで、トッププレイヤーに出会える確率は高くなるようです。
ただ、午後から練習している選手もかなりいたので、十分楽しむことはできました。僕が最初に行ったコートではアイルランドのナンバーワンプレイヤー、ジェームス・マクギー(James McGee)選手が練習をしていました。
僕はコートに一番近い席に座っていたのですが、マクギー選手のほうから普通に「How are you doing?」と話しかけてきてくれて、会話をすることができました。全然知らない選手だったのですが、単純な僕は、それだけでファンになってしまいました…。選手との距離、近すぎ。っていうか、話ができるとは!
今回、僕が見た最も有名なプレイヤーはこちら、「シャラポワ2世」と呼ばれるカナダ出身のウージニー・ブシャール選手です。
世界トップレベルの実力の持ち主で、今年のウインブルドンでは準優勝しています。美しすぎるテニス選手としても話題になっており、世界中で人気急上昇中です。いや、本当に綺麗な方でビックリしてしまいました。
まだ若干20歳のプシャール選手。若手女子プレイヤーの中で、今後を最も期待されている選手の一人です。
会場に設置されている大型スクリーンでは誰がどのコートで練習しているかを確認することができます。午後12時から3時頃は、ランチタイムで、日差しも強いこともあり、どのコートもスローな感じでした。ガッツリ見るなら午前中、または午後3時以降少し涼しくなってきてからかなと思いました。
2.サインをもらう準備を!
まさか、こんなに選手に近づけるとは…。
練習が終わると、ほとんどの選手たちは、驚くほど気さくにサインや写真撮影に応じてくれます。サインをもらうぞ!と意気込まなくても、その気になれば、かなりの確率でサインをもらえる感じです。
今回、僕は男子ダブルスで圧倒的な強さを誇るアメリカのブライアン兄弟の練習風景も見ることができました。ブライアン兄弟はダブルスで4大大会11勝を上げており、ロンドンオリンピック金メダルをとっているダブルス界の王者。アメリカ人ということもあって、練習コートの周りはたくさんの人だかりでした。
すごい人気だな〜と思っていたら、練習が終わった後で、僕のすぐそばまで来てくれたではないですか!僕のまわりの人達は持ってきたテニスボールなどを差し出し、迷わずブライアン選手にサインをもらってました。
僕は全くサインをもらう準備をしていなかったので、かぶっていたヤンキースの帽子を手渡し、それに黒マジックでサインしてもらいました。ヤンキースの帽子って、どちらかというと黒に近い濃紺なんですよね。その上に黒のペンで書いてもらっても、サインが見えないこと見えないこと。まさかこんなに簡単にサインがもらえるとは思わなかったので、次回はテニスボールか何かを必ず持って行くことにします。
3.帽子とサングラスは必須!
今年の練習日も暑かった…。NYは8月中旬は涼しいので、夏が終わった気分になりますが、下旬になると暑さが戻ってきます。今年の練習日も天気が良くて、気温が30度前後になりました。
炎天下で、長時間イスに座って選手の練習を観ていると、直射日光浴びっぱなしの状態に…。熱射病になるのを避けるため、帽子やサングラスは必ず持っていったほうがいいなと思いました。もちろん、日焼けをしたくない方は、日焼け止めは必須です。
というわけで、今回は自分の反省もふまえつつ、全米オープンテニスの練習日を楽しみ方について書いてみました。来年は、暑さ対策万全の状態で、サインボールを持ち、早起きしてフラッシングに出かけたいと思います。
今年に関しては、これからはテレビでUSオープンを観戦するつもりです。昨年の2013年は男子はナダル選手、女子はセリーナ・ウィリアムズ選手が優勝しましたが、今年は一体どうなるのか!?個人的には、やはり日本の錦織君に頑張ってもらいたいです!