
ニューヨークには様々な場所で桜が咲きますが、一番気軽にお花見が楽しめるのがセントラルパーク。そこで、同パーク内でお花見が楽しめる定番の5スポットをご紹介したいと思います。
1.チェリー・ヒル(Cherry Hill)
セントラルパーク内の湖「ザ・レイク」へと続く緩やかな丘にはソメイヨシノが植樹されていて毎年春に桜が満開になります。芝生エリアもあるので座ってお花見を楽しめます。湖の向こうには高級アパート「サン・リモ(The San Remo)」が見えてとても絵になる場所です。
2.ピルグリム・ヒル(Pilgrim Hill)
セントラルパーク東側、72nd通り付近にある小高い丘にも数多くのソメイヨシノが植樹されています。丘の上にはかつてイギリスからアメリカに渡った清教徒の銅像が立っています。ニューヨークに住む日本人が組織する県人会や校友会のお花見会にも良く利用される場所です。
3.シープ・メドー(Sheep Meadow)
セントラルパーク南側にある広大な芝生エリアです。数は多くありませんが、ここにも大きなソメイヨシノが数本植樹されています。広々とした気持ちの良い場所でお花見が楽しめます。最寄り駅はコロンブス・サークル駅、またはリンカーンセンター駅です。
4.ジョン・P・ミッチェル市長記念碑付近
グッゲンハイム美術館にほど近い、ジョン・P・ミッチェル市長記念碑付近(Mayor John Purroy Mitchel Memorial)の並木道にも数多くのソメイヨシノが植樹されていて、春になると桜のトンネルになることで有名です。芝生のエリアはありませんが、満開の桜の下をゆっくりとお散歩しながら春の訪れを感じることができます。
5.貯水池西側
ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池の西側に、カンザンという八重桜が植樹された場所があります。毎年4月後半から5月にかけて満開になり、多くの人がお花見を楽しみます。カンザンはソメイヨシノに比べて花びらのが大きく、色が濃いため、非常に鮮やかでダイナミックです。
以上、セントラルパークの桜の名所のご紹介でした。1番から4番の場所はソメイヨシノが植樹されているので毎年満開になるのは4月上旬から中旬にかけてです。5番目の貯水池西側に咲くカンザンはそれよりも遅い4月下旬から5月上旬にかけて満開になります。
ぜひ時期をずらしてセントラルパークを訪れて、ソメイヨシノもカンザンも両方楽しみたいですね!
地図
その他ニューヨークの桜の名所
今回はセントラルパークに絞って桜の名所をご紹介しましたが、ニューヨーク市内には、他にも名所がたくさんあります。以下の記事でおすすめの場所10箇所をピックアップしていますので、ぜひこちらもご参照ください。