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日本とゆかりが深い桜の名所「サクラパーク」

ニューヨークの各所で桜が咲いているので、今週末はサクラパークの桜の様子を見に行ってきました。サクラパークはコロンビア大学の北にある小さな公園で、その名の通り、毎年春に桜が咲くことで知られています。

公園の歴史

もともとこの場所は、大富豪ジョン・D・ロックフェラー氏が所有していた土地で「クレアモント・パーク(Claremont Park)」という別の名前の公園だったそうです。

しかし、1909年に「ハドソン・フルトン祭」というお祭りのために、当時ニューヨークに住んでいた日本人たちが2000本の桜を日本からニューヨークに寄贈する計画を立てました。

残念ながら桜を積んだ蒸気船が途中で行方不明になり、お祭りには間に合わなかったのですが、3年後の1912年に、あらためて輸送された桜が無事にニューヨークに到着。この年の4月28日に植樹式が行われたそうです(参照記事)。

そして、桜が植樹されたことを機に、公園の名前が「サクラ・パーク」に改名されました。その後、ジョン・D・ロックフェラー氏からニューヨーク市がこの場所を買い取り、1934年に市民に一般公開されたそうです。

桜の木の数は多くはないのですが、薄いピンク色の花びらをつけた優しい雰囲気の桜が、毎年春に満開になります。

桜について

サクラパークにある桜はソメイヨシノで、毎年4月上旬から中旬にかけて満開になります。木の数は多くはないのですが、薄いピンク色の花びらをつけた優しい雰囲気の桜を楽しむことができます。

満開の時期になると、多くの人がここを訪れ、写真を撮ったり、お花見をしたりして、時間を過ごします。セントラルパークなどと比べると、街の中心から離れた場所にあるので、人通りも少なく、落ち着いた雰囲気の中で桜を味わえます。

灯籠について

園内には日本の灯籠も設置されています。これは1960年に、ニューヨークと東京が姉妹都市になった際の記念品で、当時の皇太子妃ご夫妻がニューヨークを訪れ、贈呈式が行われたそうです。

サクラパークは美しい桜がニューヨークでも楽しめる非常に貴重な場所です。機会がありましたら、日本とゆかりの深いサクラパークに、皆さんもぜひ足を運んでみてください!

地図

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他にもニューヨーク市内には他にも桜が綺麗な場所が数多くあります。以下、桜の名所をまとめた記事も書いていますので、もしよろしければご覧ください!

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  • シド
    04/29/2014 at 5:31 AM

    こんにちは、夫シドといいます。
    先々週末にここに行ったのですが、全くかけらも咲いてませんでしたw
    既に散り始めですか。早いですねぇ。

  • Shinya
    05/01/2014 at 10:27 PM

    はじめまして、夫シドさん。書き込みありがとうございます。
    私も、数週間おきにまだかまだかとちょくちょく立ち寄っていました。
    3回目でやっと咲いていたという感じです。タイミングがなかなか難しいですよね…。