いつまでたっても「The」の使い方がマスターできません…。
TimeOut New Yorkで「The definitive guide to when to say “the” before NYC landmarks」という面白い記事を見つけました。「The」をつけるべきか、つけないべきか…。ニューヨークの代表的な地名や名称で、紛らわしいものがまとめられています。以下、そのリストです。
「The」を常につける名称
The Bronx
ブロンクスには「The」がつきます。でも、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、スタテン・アイランドにはつきません。
The Bowery
イーストビレッジやリトル・イタリーのエリアを通るバワリー・ストリートには「The」がつきます。しかし、すぐそばのストリートである、Second Avenue、First Avenue、Avenue Aは「The」が必要ありません。
The High Line
ニューヨーカーに愛される空中公園ハイラインにも「The」がつきます。マンハッタンのCentral Park、ブルックリンのMcCarren Parkなどには「The」がつかないのに!
The West Side Highway
マンハッタンの西側、ハドソン川沿いを南北に走るウエスト・サイド・ハイウェイにも「The」がつきます。僕は時々タクシーでこのハイウェイを通るんですが、ドライバーの方には「The」をつけずに行き先を告げてました。とはいっても、目的地に着ければ何も問題なしです!
「The」が必要ない名称
MoMA
ニューヨーク近代美術(Museum of Modern Art)の略称であるMoMAは「The」がつきません。
Top of the Rock
ロックフェラーセンターの展望台です。これも「The」が必要ありません。でも、「エンパイアー・ステート・ビルディングのてっぺん…」と言いたい時は「The top of the Empire State Building….」で「The」がつきます。
Battery Park
マンハッタンの南端にある公園、バッテリー・パークには「The」がつきません。でも、バッテリーパークのエリアは「The Battery」と呼ばれます。
Metro-North
ウエストチェスター方面に向かう電車、メトロ・ノースには「The」がつきません。しかしロングアイランド鉄道(Long Island Railroad)は「The LIRR」で「The」がつきます。
Sheep Meadow
セントラルパーク内の広場のシープ・メドウには「The」が必要ありません。
以上がリストになります。「The」がつく、つかないには、深く突き詰めていくと理由があるのでしょうが、僕はもはや完全にギブアップです。
ただ、ブロンクスやハイラインという地名はよく口にするので、今度はさりげなく「The Bronx」「The High Line」と言ってみたいと思います。
情報源: The definitive guide to when to say “the” before NYC landmarks
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