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話題の相乗りサービス「リフト(lyft)」の利用方法

ここ最近、ピンク色の髭をつけた車の写真をNYの新聞でよく見かけるようになりました。これは「リフト(Lyft)」と呼ばれるカーサービスで、車でどこかに行きたい人と、車に乗っけてあげてもいいよ~という人をつなげる、画期的なサービスみたいです。

2012年にサンフランシスコで創業して以来、急成長を続けていて、すでに全米で60を超える都市でサービスを行ってます。東海岸ではすでにワシントンD.C.やボストンなんかで利用できるようです。

最近になり、このサービスが遂にニューヨークにもやってくる!というので、話題になっているわけですが、どうやら、サービス開始にあたり州からの許可が下りていないようで足踏み状態なんだとか。

問題は、一般の人をドライバーにするということに対しての安全性のようです。確かにいくら便利とはいえ、知らない人の車に乗るというのは気が引けてしまう部分もあったりします…。そこで、妥協案として、まずはタクシーやリムジンのライセンスを持ったドライバー限定でのサービス開始がされる方向になりそうです。

lyft

とはいっても、スマホのアプリを使い、車を持っている人と、車が必要な人をつなげるというアイデアは非常に面白い!というわけで、NYでのサービス開始に先立ち、早速アプリをダウンロードして立ち上げてみました。以下、リフトの利用方法です。

リフトの利用方法

1.電話番号とクレジットカード情報を登録
アプリをダウンロードすると、電話番号とクレジットカードの登録画面になります。登録が終了すると使えるようになります。

2.アプリを立ち上げてピックアップをリクエスト
近くを走る、リフトの車が現れるので、ピックアップをリクエストします。ドライバーや車の写真も表示されます。UberやHailoと一緒ですね。

3.車に飛び乗る
リクエストした車が来たら、乗り込みます。ピンク色の髭はこの時リフトの車だとわかるように取り付けられてるんですね…。

4.行き先についたら支払い
支払いはアプリに登録したクレジットカードで自動的に行われるので、財布を持ち歩く必要はありません。

5.ドライバーを評価
運転してくれたドライバーがどうだったか、評価をすることができます。評価が低ければ、その人の車はアプリに現れないようになるそうです。ドライバーも乗客を評価できるらしいので、評価が高い者同士でのカーシェアリングが実現するという仕組み。

リフトの利用可能エリア

ニューヨークでは、まずクイーンズとブルックリンの一部のエリアで利用可能になる予定だそうです。もしサービスが始まれば、このエリアはタクシーが拾いにくいので、利用客は増えそうですね。利用客が増え、問題がないようだったらエリアもすぐに拡大されそうです。

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リフトの料金

基本料金は8ドルからだそうです。その後、1マイルごとに2.15ドル、1分ごとに40セントが加算されていく仕組みです。ピックアップチャージとして3ドルもかかるようです。初乗りがイエローキャブより高いですが、少し長い距離を走ると、イエローキャブより安くなる料金設定ですね。ちなみに、ピックアップをリクエストしたのにキャンセルした場合は10ドルのキャンセル料がかかります。

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ドライバーにもなれる

リフトの面白いところは、車さえ持っていれば、ドライバーになれてしまうところです。まずはリフトのウェブサイトから申し込みをします。その後、インタビューやバックグラウンドチェック、そしてオリエンテーションが行われるようです。それら手続きが終わると晴れてドライバーになれるようです。ただし、一般人がドライバーとして働くということについては、まだニューヨーク州からの許可がおりていないので、これにはもう少し時間がかかりそうです。

ドライバーになり、アプリを立ち上げると「Drive Mode」という表示があるので、これをオンにします。すると、近くでリフトを使い車を探している人の携帯画面に、自分の位置が表示されるという仕組みです。リフトのウェブサイトではドライバーになって1時間で35ドル稼ごう!という爽やかな案内ページがありました。ドライバー用に追加で保険も提供されるみたいです。

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というわけで、今回はニューヨークでもサービス開始が始まりそうなカーサービスのリフトのご紹介でした。車にピンクのヒゲを取り付けるところとか、遊び心満点でニクイですよね。カーシェアリングで友達を作ろうというコンセプトも、なかなかうまいやり方だなと思います。今後、ニューヨークでどのくらい利用客が増えるのか楽しみです。サービスが開始されたら僕もぜひ一度試してみたいです。

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