ブルックリンのドミノパークに設置された巨大アート作品を見てきました。白黒の写真で構成されているこの作品は、高さが約16メートルもあり、三角形に積み上げられた貨物コンテナによって支えられています。
この作品はブルックリン美術館で開催されている展示会「JR: Chronicles」の一環として、フランス出身のアーティストJR氏が制作しました。
ドミノパークに設置された巨大壁画を見てきました。フランス出身のストリートアーティストJR氏の作品で、1000人以上のニューヨーカーの写真で構成されています。作品は三角形に積み上げられた貨物コンテナで支えられています!#ニューヨークの風景 pic.twitter.com/HKmFTmEvyp
— ニューヨークお散歩通信 (@OsanpoTsushin) February 15, 2020
作品には「The Chronicles of New York City」というタイトルがつけられており、1128人のニューヨーカーが描かれています。楽器を演奏する人、ジムで汗を流す人、地下鉄に乗っている人、何かを見上げている人など、それぞれが思い思いのことをしています。
よく見ると、俳優のロバート・デ・ニーロさんなどの有名人も含まれているそうです。僕は発見できませんでした…。
JR氏は、写真スタジオ付きのトラックを運転し、ニューヨーク市に住む人達を取材しながら素材を集めたそうです。また、全ての人にインタビューが行われ、専用アプリを使ってそれぞれの話を聞くことができるようにしました。
エンパイアーステートビル、ワンワールドトレードセンタービルなど、ニューヨークを象徴する建物も背景に描かれており、この作品にニューヨークの生活や魅力が凝縮されているように思いました。
ブルックリン美術館で彼の展示会が5月3日まで開催されているので、こちらにもぜひ足を運びたいなと思っています。以下、JR氏本人がTEDに出演し、アートが世界を変えられるかというトピックについて語っています。世界中でアートを通じて様々な活動をしてるんですね!
情報源: See JR’s new mural featuring Robert De Niro in Domino Park