ニューヨークの冬・クリスマス

ダイカーハイツのクリスマスイルミネーション(2019年)

2019年12月15日の日曜日に、ホリデーイルミネーションの名所として知られるダイカーハイツに行ってきました。ダイカーハイツはマンハッタンからだと地下鉄と徒歩で約1時間ほどの場所にあるブルックリンの街です。


この街は、普段は閑静な住宅街なのですが、ホリデーシーズンになると大がかりな飾りつけをする家が数多く出現するため、大勢の観光客が訪れます。毎晩マンハッタンから直行バスも出ているほどで、街の歩道ではツアーに参加して人気の家を巡る人達を見かけます。

地下鉄とバスを使って現地へ


ダイカーハイツに行くために、今回僕はMTAのDトレインを使いました。18 Avenue駅で下車し、86th Street沿いを走るB1のバスに乗って現地付近の交差点でバスを降りました。駅からは現地まで徒歩で約20分ほどですが、歩いている途中でバスがタイミング良く来たので飛び乗りました。Rトレインの86 Street駅からも同様にB1のバスで現地まで行くことができます。マンハッタンからだと所要時間は1時間弱です。


ダイカーハイツに到着したのは日没直後の午後5時頃。週末の日曜日ということもあり、たくさんの人たちが歩道を歩いていて、道は車で渋滞していました。車で来る場合は、少し離れた所に駐車して、歩いて来たほうがいいと思います。

ルーシーさんの家


ダイカーハイツでこういったホリデーデコレーションが始まったのは1980年代のことで、きっかけをつくったのがこの街の住民であるルーシー・スパタ(Lucy Spata)さんでした。今から30年以上前、彼女は冬の間、寒々しい外観の自宅を華やかにしようと、人形や電飾を使って大掛かりな飾り付けを始めました。たくさんの人形が並ぶ上の写真がルーシーさんの家です。彼女はまだこの家に住んでいて、飾りつけは毎年グレードアップしているそうです。

周りの住民たちもルーシーさんの家に触発されて、自宅のデコレーションに力をいれるようになりました。それが毎年少しずつ拡大していき、今では街全体に広がり、観光地化するまでになったということのようです。どの家も誰に強制されるわけでもなく、あくまで自主的にデコレーションを行っています。大掛かりな飾り付けを行っている家は、専門の業者に依頼しているほどの、力の入れようです。

イルミネーションは1月4日ごろまで


イルミネーションは年明けの1月4日ごろまで続くそうです。ただし、あくまでも各家の住民の方たちの判断に委ねられています。クリスマス直前は混むようですが、クリスマス後は観光客も少なくなり、ゆっくりとイルミネーションが楽しめるようです。


ダイカーハイツはマンハッタンから少し離れた場所にありますが、もし時間を作ることができればぜひ訪れてみてください。本当にお勧めの場所です。ただし寒い時期ですので、外出の際はしっかりと防寒をして行ってくださいね。

写真




地図

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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