先週はマンハッタンのサクラパークを訪れましたが、ニュージャージーにも桜が奇麗な場所があるという噂を聞きつけたので、行って来ました。
今日、訪れたのはニューアークにある「ブランチ・ブルック・パーク(Branch Brook Park)」という公園です。ニューアークのダウンタウンから車で5分程の場所にあります。
ニューヨーク周辺のソメイヨシノは先週が満開だったので、もう散ってしまっているかなと思っていたのですが、なんとか間に合いました。公園の真ん中を流れる川に沿うように、日本で見るような薄いピンク色をした桜がズラリと植えられていました。
この公園に最初にたくさんの桜を寄贈したのがキャロライン・バンバーガー・ファード(Caroline Bamberger Fuld)さんというアメリカの女性実業家の方でした。
彼女は日本に行ったことがあり、そこで見た桜に感銘を受けたそうです。そして、彼女はアメリカに帰国後、2000本以上の桜の木を公園に寄贈しました(参考記事)。
ちなみに、キャロラインさんは、かのアインシュタインが籍を置いて教授をしていたプリンストン高等研究所(Institute for Advenced Study)の共同設立者なんだとか。現在では、この公園には4000本以上の桜が植えられているそうです。
川沿いを歩いていると、こんな日本画に出て来そうな立派な幹をもった桜などにも出会うことができます。
毎年4月には桜祭りもここで行われます。今年は桜が早く咲いてしまっているので、お祭りの頃にはもう桜は散ってしまっているかもしれません…。しかし、いろいろな種類の桜が植えてあるようなので、恐らく別の桜が咲くのかもしれません。
桜並木の反対側には立派な教会が建っています。
公園を出たところにある建物の敷地内にもダイナミックな桜が咲いてました。
かなり花びらが散ってはいましたが、それでもここの桜は圧巻でした。
ソメイヨシノはもうさすがに今週末で終わりだと思いますが、これからはもう少し花びらの色が濃い西洋桜が咲き始めると思います。西洋桜もぜひ見に行ければなと思っています。
地図
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他にもニューヨーク市内には他にも桜が綺麗な場所が数多くあります。以下、桜の名所をまとめた記事も書いていますので、もしよろしければご覧ください!