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ニューヨークの美しいストリート12選

Staple Street

ニューヨークのストリートというと、世界的には5番街やパークアベニューなどが有名です。しかし、ニューヨークには他にも独特の雰囲気を醸し出す、美しい路地や、小道がたくさんあります。

そこで今回は、今まで訪れたストリートの中で、個人的にお気に入りの場所をご紹介したいと思います。どこもまた行ってみたいと思える魅力的な場所ばかりです。

個人的に最も強く印象に残っているのは「Staple Street」です。道の上に架かる橋が幻想的で、初めてみた時は映画のワンシーンに自分が入り込んでしまったかのような気分になりました。

それでは以下に厳選した12のストリートをご紹介します。お楽しみください!

1. マーサー・ストリート

これぞSoHo!これぞニューヨーク!という写真が撮影できる石畳の道で、左右には歴史的な建物が建ち並んでいます。これらの建物はキャスト・アイアン建築と呼ばれ、大きい窓と高い天井が特徴的で、外側に階段が設置されています。ほとんどの建物は19世紀に建てられており、周辺エリアは歴史地区として保存されています(参考資料)。

ここに来るといつも石畳を強調したローアングルからの写真が撮影したくなります。ただし、車も頻繁に通る道なので撮影の際はくれぐれもご注意ください。すぐそばのグリーン・ストリート(Greene Street)や、クロスビー・ストリート(Crosby Street)も美しいので、ぜひ周辺エリアを散策してお気に入りの場所を見つけてください!

2. イースト・ブロードウェイ

中国語の看板が並ぶ、異国情緒溢れるストリートです。チャイナタウンにある2車線の道で、周辺エリアには1960年代に香港や台湾からの移民が住み始めました。現在も数多くの中国系の小売店や飲食店が軒を連ねています(参考資料)。

写真はマンハッタンブリッジの歩道から撮影しました。カナル通り(Canal Street)から同ブリッジの歩道に入り10分ほど歩いた場所です。ここからの眺めは絶景で、道の先に見える高層ビルと中国語の看板が絶妙なコントラストとなり、移民の街ニューヨークならではのユニークな写真が撮影できます。

3.FDR ドライブ

ストリートではなくハイウェイなのですが、橋の上から見ると非常に美しいのでご紹介することにしました。FDR Driveはマンハッタン島をぐるりと囲むように走っています。写真左手の川はイーストリバーで、左右にかかる橋はブルックリン・ブリッジです。

この景色もマンハッタンブリッジの歩道から見ることができます。イーストブロードウェイを見るついでに、ぜひここからの眺めも堪能してください!ファイナンシャルディストリクトの高層ビル群も一望できるため、夕暮れ時は特にダイナミックな光景になります。

4.ステープル・ストリート

トライベッカにステープルストリート(Staple Street)という細くて短い小道があります。昔ながらの面影を残した路地で、銀色の橋がかかっていることから、おとぎ話の世界の舞台に迷いこんだかのような気分になります。

橋が作られたのは1907年のことで、建物の3階部分を繋いでいます。左右の建物はかつては病院だったそうで、左側が緊急医療室、右側は洗濯室でした。現在は5つの寝室と、5つのバスルームを完備する、超高級アパートとして使われています(参考資料)。

5.ゲイ・ストリート

グリニッチビレッジにある歴史的なストリートです。車が1台通れるだけの狭い道で、真っ直ぐではなく、途中でカーブしています。道の両サイドには歴史を感じさせるアパートが建っています。

グリニッチビレッジはLGBTフレンドリーなエリアとして知られていますが、ストリート名の「Gay」はそれとは関係なく、かつてこのエリアを所有していた方の名前から付けられたと言われています。

6.ワシントン・ストリート

Washington Street

マンハッタンのお隣、ブルックリンのダンボにあるストリートです。石畳の道の先に、大迫力のマンハッタンブリッジが見えるため、非常に人気の高い観光スポットになっています。これぞニューヨークという写真が撮影できます。

手前の橋脚の下の丸い穴からはエンパイアーステートビルディングも顔をのぞかせてます。ぜひお見逃しなく!ブルックリンブリッジを渡るついでに立ち寄れます。

7.ドイヤーズ・ストリート

チャイナタウンにある1ブロックだけの短い通りです。坂道にはカラフルな柄が描かれていて、途中で道がカーブしています。中国語の看板や、建物の上にはニューヨークならではの水道タンクもあることから、非常に絵になる写真が撮れます。

ストリート名は周辺の土地を所有していた「Hendrik Doyer」というオランダ系移民の方の名前から来ています。道沿いにある中国料理店「The Nom Wah Tea Parlor」は、1920年にオープンしたチャイナタウンで最も長く営業を続けているお店です(参考資料)。

8.ストーン・ストリート

ファイナンシャル・ディストリクトにある歴史的なストリートです。オランダがこのエリアを植民地として支配していた頃から使われていた道で、昔の面影がそのまま残っています。

道は歩行者専用道路で、夏になるとテラス席も設置されるので、路上は食事やお酒を楽しむ人達で賑やかになります。ニューヨーク市内で最も古いストリートのひとつです。

9. ミネッタ・ストリート

ウエストビレッジにある静かな佇まいの小道です。1ブロックのみの短い道で、途中で斜めに折れ曲がっています。道の両脇にはアパートが建ち並び、途中にはメキシコ料理店「Panchito’s」があります。

実はこのお店の場所、2年間だけ「Fat Black Pussycat Cafe」というバーだったことがあり、ボブ・ディランが名曲「Blowin’ in the Wind」を作曲した場所として知られています。

10.シルバン・テラス

マンハッタン北部のワシントンハイツにある石畳の道です。住宅街の道ですが、一般の人も歩くことができます。マンハッタンの中心から外れているため、なかなか行く機会がありませんが、周辺エリアは歴史的区域としてニューヨーク市に保護されており、古くからの美しい街並みが残されています。

道の両サイドは19世紀に建てられた歴史的な建物で、現在も20世帯が住めるタウンハウスとして使われています。空室が出ると物件検索サイトにも、価格や内装などの情報が掲載されます。

11. ワシントン・ミューズ

ワシントンスクエアパーク北側にある歴史的なエリアです。プライベートエリアで、道の両端にはゲートが設置されており、一般の人は中に入れません。しかし、門から中を垣間見ることはできます。道の左右に建つ建物はかつて馬小屋として使われていましたが、現在は改装され、ニューヨーク大学によってオフィスや住居として使われています。

12.レキシントン・アベニュー

ストリートではなくアベニューですがご勘弁ください。個人的に、レキシントンアベニューは非常にニューヨークらしい通りだと思ってます。

特にインド系のお店が数多く集まるE 28th Street付近は、昔ながらのアパートが建ち並び、黄色いタクシーが数多く停車していて非常に絵になります。ここから見えるクライスラービルディングも本当に美しいです。

地図

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。しばらくは修行のため、標準レンズと言われる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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