アストリアの駅が生まれ変わってます!
先日、久しぶりにアストリアの30番アベニュー駅(30th Avenue Station)で降りたのですが、リノベーションが終わって非常に綺麗になっていたので驚きました。カラフルなアートワークも設置され見違えるような駅に生まれ変わってます。
アストリアにはMTAの駅が複数ありますが、どの駅も近年老朽化が進んでいたため、2017年10月からリノベーションが行われました。この工事は、4つの駅(30th Ave、Broadway、36th Ave、39th Ave)が同時にクローズして進められるという大胆なもので、約8ヶ月間に渡って行われました。
そして2018年6月に工事が無事終わり、駅が再オープン。本当に素晴らしい駅に生まれ変わりました。昔からの鉄骨の構造はそのまま活かしつつ、アートワークや、電光掲示板を随所に設置することで美しさと利便性を兼ね備えた駅になりました。
中でも特に目を惹くのが改札付近に設置されたガラスのアート作品です。スティーブン・ウエストフォール(Stephen Westfall)さんの作品でタイトルは「Perasma I and II」。色とりどりの正方形が散りばめられており、明るく楽しい気持ちにさせてくれる作品です。タイトルにもなっている「ペラスマ(Perasma)」はギリシャ語で「通路」などの意味があるそうです。
プラットフォームや屋根も美しく改装され、非常に洗練された雰囲気の駅になっています。今までは暗くて重苦しい雰囲気の駅でしたが、これなら通勤や通学も楽しくなります。ほんと、この駅があるだけで、アストリアに住みたくなるほどです。MTAの皆さん、素晴らしいリノベーションをありがとうございます!