先週末は僕の母の故郷である愛媛県に行っていました。母の実家は松山市にあるのですが、そこから高速道路にのって三十分ほど行くと、内子というエリアになります。ここには昔ながらの商店街が奇麗に保存してある場所があり、愛媛県の大きな観光スポットの一つとなっています。
天災が多い日本で、そういった被害をまぬがれ、街の近代化にまきこまれず、このようにまとまった形で古い街並が残っていると、本当に奇跡的なことだなといつも思ってしまいます。東京などの都市部に住んでいると、どうしても新しいビルがどんどん建ち並んでいくので、昔の面影を残すものを見つけるのが本当に難しいんですよね。特に、東京の場合は、戦争での空襲、地震、大規模な火災などがあったことも大きな原因だとは思いますが。
いずれにしても、こういった古い街並の保存というのは本当に大変なことだと思います。この地域に住んでいる人は、実際にそこで生活しているわけだし、観光地化による影響なんかもかなりあるんじゃないかと思います。でも、こういった試みは、地元の人達にも絶対に誇りになると思うし、僕も日本人として非常に嬉しいことなので、これからもこの景観が守られていけばいいなと願っています。
そんな、内子の美観保護地区の写真ですが、いくつかFlickrの方にアップしましたので、よろしければご覧下さい。