松山から、香川県を通り、瀬戸大橋を渡り、倉敷まで行きましたが、その後に、今度は広島県の尾道まで行ってきました。瀬戸内海を、松山を出発点として、グルーっと右回りした感じです。尾道といえば、山の麓にお寺や民家が建ち並ぶ、坂の街として有名ですが、ここは本当に素敵な所でした。
僕はあまり観光地化されていない所に行くと、自分がそこを開拓しているような気持ちになって、嬉しくなる傾向にあるのですが、尾道はまさにそんな僕にピッタリの場所でした。倉敷のように、歴史的な街並がまとめて残っている感じではないのですが、歴史的な建物と昭和的な趣を残した建物が絶妙にミックスされているんですね。地元の人達の生活も身近に感じられて、非常に素朴で、温かい感じのする街でした。
ケーブルカーで山の麓から山頂まで上がることができるんですが、山頂からの眺めは本当に絶景でした。帰り道は階段を降りて麓までもどったのですが、これまた楽しかった。
尾道の後は松山に帰ったのですが、結局一日かけて瀬戸内海をぐるっと一周した感じですね。僕はこの瀬戸内海の周りの街というのが、非常に好きですね。海が奇麗だし、山があるし、のんびりしているし、なにより気候が温暖だし。またしばらくしたら、ぜひ戻ってきたいなと思っています。
松山を出発して、倉敷、尾道と、一日で回ったのですが、道中の運転は全て父親にしてもらってしまい、本当に申し訳なかったのです…。おつかれさまでした…(日本では運転するのが怖くてしていないのです…)。