またまたニューヨークの素敵な場所を見つけました。週末にハドソン・リバー沿いを歩いていたら、赤い船が浮かんでいるのを発見。何の変哲もない船かなと思いきや、なんだか大勢の人達が船に乗っているではないですか。
Pier 66 Maritime, originally uploaded by shinya.
そして船が停泊している桟橋のような場所にも溢れんばかりの人が…。
何が起こっているのかと近づいてみると、ここ、夏場にだけオープンするレストランだということが判明。レストランというか屋外ビアガーデンといったほうが近いかもしれません。入り口には大きなフライパンが置かれてます。そしてどういうわけか地面には線路が。
ここの桟橋のような場所は、かつては電車をニュージャージーへ運ぶためのカー・フロートだったそうです。カー・フロートというのを僕は知らなかったのですが、どうやら鉄道を運ぶための艀(はしけ)みたいです。つまり、鉄道がここに乗っかって、川を渡っていたということ。線路はその当時のなごりとして残されているようです。
赤い船は「The Frying Pan」という名前だそうです。だから入り口にフライパンが置かれてたのかな?
艀の真ん中には飲み物や食べ物が注文できるカウンターがあります。そしてテーブルが船の上や艀の全体に所狭しと並んでます。
艀の先のほうでは、ライブ演奏が行われてました。そしてなんとここ二階建てになってました。遮るものが何もなく、頭上には大きく空が広がっていて、天気のよい日は最高です。
ハドソン・リバーの向こうにはニュージャージーの穏やかな景色。そして反対側にはマンハッタンの高層ビル群が。
水辺のビアガーデンといえばウォーター・タクシー・ビーチ(Water Taxi Beach)が僕のお気に入りでしたが、このPier 66 Maritimeはそれにも負けないお気に入りスポットになりそうです。
いや、ここほんとすごくいい所ですよ。マンハッタンを歩いていると、こういう素敵な場所に偶然巡りあえたりするので、本当に楽しいですね。