7月4日の独立記念日に、ニューヨークの各地で花火が盛大に打ち上がりました。ハリケーンのアーサーが近づいているということで、お天気が心配されたのですが、午後になると雨が上がり、花火大会の時間にはなんと雲がなくなり、絶好の花火日和となってしまいました。
僕はここ数年、独立記念日の花火はテレビでしか観ていなかったのですが、お天気が急速に回復した勢いに乗って、ブルックリン・ブリッジのたもとに行くことにしました。
老舗デパート「メーシーズ(Macy’s)」によって行われるこの花火大会は、今年で38回目を迎えました。ニューヨークの夏の風物詩となっていて、毎年大勢の見物客でごったがえします。この日は夕方から、FDRやブルックリン・ブリッジなどは閉鎖されて、車が通れない状態になりました。
ブルックリン・ブリッジ周辺では、たくさんの警察官が警備を行ってました。ニューヨークでは大規模なパレードがしょっちゅう行われるので、慣れたものなのかもしれないですが、独立記念日の花火大会は、その中でも最も大規模なものなんじゃないですかね。本当に警備、ご苦労さまです!
僕が現地に到着したのは花火予定時間の約1時間半前。すでにたくさんの人が集まっていました。
アメリカの国旗がプリントされたTシャツを来た人や、こんなカラフルな帽子をかぶった人や達もたくさん見かけました。
徐々に日が暮れてきました。すると、ワン・ワールド・トレード・センターの尖塔が青、白、赤の三色になったではないですか!そういえば、このビルの高さは1,776フィート(約541m)で、アメリカが独立した1776年にちなんでいるんでした。アメリカは1776年にイギリスから独立し、今年で238回目の誕生日を迎えたんですね。
花火の開始時間が近づいて来て、会場の雰囲気も盛り上がっていきました。
そして9時20分が過ぎたあたりにドーンと最初の花火が打ち上がりました!
続いてブルックリン・ブリッジからもダイナミックな花火が!!
なんでも、1分間に1600発以上の花火が打ち上げられたんだそうです。イースト・リバーとブルックリン・ブリッジと交互に花火が打ち上げられて、本当にスケールの大きい花火でした。
花火のコンビネーションや、打ち上がるタイミングが非常によく計算されていて、花火大会というよりも、ディズニーランドでショーを見ているようなダイナミックなものでした。
やっぱり夏は花火!ライブで見るのが一番だなとあらためて思いました。イースト・リバーの他にも、ニュージャージーのリバティー州立公園や、フラッシングのシティ・フィールドなどでも盛大に花火が打ち上がったようです。
来年は239回目の独立記念日となりますが、果たしてイースト・リバーとハドソン・リバー、どちらで打ち上げられるんでしょうか。どこで打ち上がろうとも、来年もぜひ街に繰り出して、花火を見に行けたらと思います!