先週末の8月1日土曜日に、今年度の第一回目となるサマー・ストリーツ(Summer Streets) が実施されました。この日は、セントラルパークからブルックリン・ブリッジにかけての約11キロの道が車両の乗り入れが禁止となり、多くの人がウォーキングやサイクリングを楽しみました。
今年で8年目を迎えたサマー・ストリーツですが、もし車がなかったら、マンハッタンってどんな雰囲気になるのかというのを体感させてくれるイベントです。
僕も今年は、グランドセントラル駅から南に向かって歩いてみました。歩行者天国となったパーク・アベニューでは、右側が歩行者と車いす、左側が自転車と、レーンが分けられていました。
歩行者天国とはいえ、車は東西には抜けなければならないので、交差点ごとにスタッフの人が立っていて、交通整理をしてくれてました。
みんなのんびりと道を歩くイベントなのかなぁと思っていたのですが、思いのほか自転車に乗っている人たちが多かったです。レース用のバイクでかなりスピードを出してる人もいるので、ゆっくり歩きたい場合は、歩行者レーンからはみ出さないように注意したほうがよさそうです。
シティ・バイク(Citi Bike)に乗ってる人たちも大勢いましたよ!休憩所にはシティ・バイクのブースも設置されていて、会員を増やすためのプロモーション活動を精力的に行ってました。確かに自転車と非常に相性が良いイベントです。
ホール・フーズ(Whole Foods)もスポンサーとしてブースを出して、果物やドリンクなどを無料配布していました。現在、商品価格の不正表示問題で世間を騒がせているホールフーズですが、ここのエリアは全く問題なく盛り上がっていました。
そして、こちらが今回の目玉だったウォータースライドです。約82メートルの巨大なウォータースライドがフォーリー・スクエアー(Foley Square)付近に設置され、子供から大人まで大きな水しぶきを上げて滑り台を楽しんでいました。
ウォータースライドに挑戦したい方は、事前にSlide the Cityのウェブサイト(http://www.slidethecity.com/nyc/)から予約が必要になりますのでご注意ください。
今年のサマー・ストリーツはあと2回、8月8日と15日の土曜日に開催される予定です。時間は午前7時から午後1時までの間になります。
情報源: Summer Streets’ Car-Free Utopia Takes Manhattan : Gothamist