今週2月23日木曜日にイーストビレッジにオープンした「いきなり!ステーキ」に行ってきました!
先日、オープンに先駆けてメディア向けの発表会が行われました。そこに招待されていた友人が「おいしいから行っておいで!」と言っていたので、早速足を運ぶことにしました。
いきなりステーキニューヨーク店 メディア発表会開催しました。https://t.co/hLwIwso2J8#いきなりステーキ pic.twitter.com/bOrRX41Zsj
— いきなりステーキオフィシャル (@officialikinari) 2017年2月22日
最寄りの地下鉄駅はアスター・プレイスで、「一風堂」そばの10番ストリートの角を曲がった所にあります。隣にはこれまた人気のラーメン店「ラー麺ずんどう屋(Ramen Zundo-Ya)」があります。駅からも近く、周りには日系の人気店が集まっていることからロケーションとしては最高です。
僕は日本で同店に行ったことがないので、どうして店名に「いきなり」が付いているのかと疑問に思いました。公式ページを調べてみると創業者一瀬邦夫さんの以下の言葉を見つけました。
当店のオススメステーキは300g以上のビッグサイズ!
前菜などを抜いて、いきなり食べるからビッグサイズでも案外ペロリと食べきれます♪
ともかくお店に入ったら、いきなりステーキ食べるからってことなんですね。いや〜そのまんまじゃないですか!
ゆったりと座って食事と会話を楽しむのもいいですが、いきなりステーキは最初の1店目として、サクッといきなり食べて次の店へ! というスタイルを提案します。
なるほど、ここで手早くステーキを食べて腹ごしらえをして、ゆっくりしたい場合は、その後居酒屋やバーなどで楽しもうという、割り切ったコンセプトなんですね。なんとも潔い!
この日、僕がお店を訪れたのはオープンした翌日、2月24日金曜日の午後6時頃でした。ディナータイムには少し早めの時間だったにも関わらず、僕の前には10人ほどのお客さんが並んでました。ただ、立ち食いのお店で回転率が早いんですね。15分ほど待つと中に入れました。
こちらが店内です。立って食べるようにカウンター席が並んでいます。
テーブルの下にはバッグを引っ掛ける金具があり、コートをしまえるスペースがあってとても便利です。さすがに良く考えられています。
テーブルの上には、サラダ用のドレッシング、調味料、ナイフとフォークが並んでいます。
ステーキのお肉は、リブアイ、サーロイン、そしてフィレの3種類が用意されています。それぞれ値段は1グラムでいくらと決められていて、自分が希望するグラムで値段が決まる仕組みです。リブアイは1グラム9セント、サーロインは1グラムで8セント、そしてフィレが一番高くて1グラム11セントに設定されています。
また、それぞれのお肉で最低限注文しなければならない重さが決められています。それぞれ、リブアイは300グラム以上、サーロインとフィレは200グラム以上となっています。
テーブルに着くと、スタッフの方がオーダーを取ってくれます。今回僕は、リブアイ、スープ、サラダ、ガーリック・ライスを注文しました。
ユニークなのは、肉を何グラム注文するかについてはお店の奥にある「カット・トゥー・オーダー・ステーション」で言うように案内されること。
ここで、店員さんに食べたい肉とグラム数を告げると、目の前でそのお肉をカットしてくれるんです。
僕は今回リブアイを300グラム注文しました。すると担当の方が手慣れた手つきで肉をカットして、はかりに乗っけてくれました。そしてその重さがなんと298グラム!たった2グラムの誤差でした。素晴らしい目分量の技術。
この場合、リブアイは1グラム9セントなので298グラムだと約27ドルになります。これでチップ込みなので、ニューヨークの一般的なステーキハウスに比べると、圧倒的にリーズナブルです。目の前でカットしてくれた肉を焼いてもらうので、なんか、ちょっぴり自分が選んだ肉!という特別感を感じることもできました。
お肉を注文した後数分に、まずサラダとスープが運ばれてきました。
店員さんがオニオンドレッシングがお勧めです!とおっしゃってたので、素直にそれをかけていただきました。確かにドレッシングおいしいです!
そして、さらに待つこと数分、メインディッシュのリブアイステーキがやってまいりました!
おおお…見るからに美味しそうなステーキ…。テーブルにステーキが置かれると、すかさず店員さんが特製のタレを上からかけてくれて、もくもくと煙が上がりました。なんというシズル感!鉄板からジューっと音が聞こえてきて、テンションが頂点に達しました。
今回約300グラムを注文しましたが、ボリュームたっぷりです。男性一人分として十分な量だと感じました。特製のタレが醤油ベースの和風だったので、なんとも懐かしい日本のステーキの味を思い出して、感激してしまいました…。
そして、こちらがガーリック・ライスになります。量が多めなので、二人で1皿でも十分だと思います。
そういえばこういう和風ステーキ食べられるお店、ニューヨークになかったかもなぁ。
塩コショウがきいた、ドライエイジングされたステーキがニューヨークでは定番ですが、和風テイストなこういったステーキも変わり種として案外ウケるのかもしれません。立ち食いっていうのも他にないですし、何よりもリーズナブルな価格で気軽にステーキが食べられるというのは、非常にユニークです。今回僕はリブアイをいただきましたが、サーロインやフィレを食べに、ぜひまたお店に立ち寄りたいです。
あと、スタッフの方達がプラスチックのマスクのような器具を付けていたのも印象的でした。あれば衛生のためだったのだろうか?今度行った時に聞いてみようと思います。
ちなみに、僕が食べ終わった午後7時ごろ、お店を出ると長い行列ができてました…。オープン直後ということでこういった行列はしばらく続きそうなので、もし行く場合は遅めのランチ、早めのディナーといった感じで。少し時間をズラしていったほうが良さそうです。