今週末は、コリア・タウンに用事があったので、朝にAce Hotelにあるスタンプタウン・コーヒー・ロースターズ(Stumptown Coffee Roasters)に立ち寄りました。Stumptownはマンハッタンにあるカフェの中で僕が最も好きなお店の一つです。
以前から、マンハッタンのミッドタウン周辺で、お気に入りのカフェを探していたのですが、なかなか見つかりませんでした。家賃が高いからなんでしょうかね〜。特に、こういったインディペンデント系のアットホームな佇まいのカフェを見つけるのが難しいんですよね。コーヒーといったら、スターバックスばかり(スタバには毎日のようにお世話になっていて感謝はしているんですが…)。Joe the Art of Coffeeも好きですが、グラセンのお店とか、毎日行列だし、椅子ないし…。
しかし、そんな状況にあって、このStumptownはキラリと光る存在。お店の雰囲気や、コーヒーの香りが、カフェの都であるシアトルを彷彿とさせるんですよね。
ラテを注文すると、帽子をかぶったバリスタさんが泡を使って必ずカフェアートを描いてくれます。う〜む、これこれ!シアトルに住んでいた頃、毎日のように飲んでいたラテの記憶がはっきりと蘇りました。
さらに、ペイストリーもクオリティーが高い!特に、僕がシアトル時代、よく食べていたアーモンド・クロワッサンは毎朝でも買いに来たいくらいです…。
そんなこんなで、このお店に親近感を持ち、ちょっと調べてみたところ、Stumptownの発祥地はシアトルのちょっと下、オレゴン州のポートランドだったことがわかりました。
これで納得。
どおりでノース・ウエスト地方のテイストがいたるところに感じられるわけです。ポートランドのDivision沿いに一号店がオープンしたのが1999年。その後シアトルに二店舗を展開し、ニューヨークには2009年にやってきたそうです。
ここ、マンハッタン店の特徴は、なんといってもAce Hotelと隣接していること。コーヒーを買った後、そのままAce Hotelのラウンジに持って行くことができます。
Ace Hotelのラウンジがまた素敵なところなんです。アンティークなテーブルにコーヒーカップを置き、ソファーに腰掛けてゆっくりとくつろげます。長テーブルなんかもあって、ラップトップを開いて作業をしている人も見かけました。
ラテ、カフェアート、心地よいソファー、ラップトップ…、う〜ん、まさにシアトル生活アゲインですね。人でごったがえすマンハッタンの喧噪から、一瞬完全に離れられます(もしラウンジが混雑していなければ…)。
というわけで、本日はマンハッタンにいながらにして、ポートランドやシアトルの気分にさせてくれるStumptownのご紹介でした。間違いなく、今後、何度もお世話になるカフェです。
Stumptown Coffee Roasters
18 West 29th St
New York, NY 10001
(212) 679-2222
stumptowncoffee.com