Why crocs crashed – Holy Kaw!という記事を読んで。
我が心の故郷コロラド州ボルダー市に本拠地を置くクロックス社がなんでも倒産の危機にあるということを耳にしまして、おお、これは大変と思わずエントリーを書いております。2008年頃から赤字に転じて、最近、従業員の3分の1にあたる6千人を解雇したとか…。最近はオリジナルのサンダルだけでなく、いろいろな種類を出してて、いろいろな所で目にするようになって、ちょっとやり過ぎじゃないか…と心配していたのですが、やっぱり急速に拡大しすぎたみたいですね。それに、丈夫だから買い替える必要もないし…。
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[クロックス] Off Road
crocs(クロックス)
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Holy Kawではクロックスの失敗の原因を二つ指摘しています。
First, you want to recognize the need to dampen demand. Don’t flood the market with your product.
ともかく商品をバラ巻きすぎてはイカンと。市場に出回り過ぎると、希少価値がなくなって、消費者が離れていってしまうということですかね。
Second, resist line extension. Crocs didn’t stick to their original design—they immediately started producing flip-flops, winter crocs, even high heels!
最終的にクロックスはハイヒールにまで手を出してしまっていたんですよね。僕もこの流れには若干引き気味でした…。ともかくオリジナルの商品に徹して、幅広く手を広げすぎないことが重要ということでしょうか。なんでも屋になって、みんなに好かれようとすると、逆に魅力が落ちてしまい、コアなファンが離れていってしまうのかもしれません。
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[クロックス] crocs haley
crocs(クロックス) |
う〜ん…、履いてる人いるんですか、こういう商品でも…。
魅力的な商品でも、そのマーケティング方法を間違えると、思わぬ苦しい立場に陥るという典型的な例な気がします。でも、ボルダーを愛する僕としてはクロックス社にぜひまた立ち直ってもらいたいと陰ながら願っております。
Mッチー
11/08/2009 at 11:11 PM…ていうか、世の人々が「クロックスの靴って、実は超かっこ悪いんじゃない?」って、当たり前のことにようやく気がついたんじゃないでしょうか?