体験レポート

全米最古のビーチリゾート!ビクトリア様式の建物が立ち並ぶ「ケープ・メイ」

今週末は三連休ということで、ニュージャージーの南の端にあるケープ・メイ(Cape May)というリゾート地に行ってきました。ここは、白い砂浜と、ビクトリア様式の建物、そして灯台が有名な場所です。

Light House

マンハッタンからは車で約3時間ほどのドライブです。最初にアトランティックシティーに寄り道して、カジノに行き(またかい!)、そしてそこからケープ・メイへと向かいました。アトランティックシティーからは1時間弱といったところです。

ケープ・メイに到着して、最初に向かったのはビーチ。
美しい白い砂浜、そしてその先には大西洋が果てしなく広がってました。

Beach

アトランティックシティーのビーチは観光地という感じなのですが、ここケープ・メイのビーチはもう少しプライベートな雰囲気がありました。高層ホテルなども全くない、非常に素朴な街だし、ニューヨークから3時間かかるということもあって、もしかしたらニューヨーカーはなかなかここまで来ないのかもしれませんね。

その分、なんだか遠くの街に来たような気分になれて、仕事のことや日常生活のことを完全に忘れることができます。

魚釣りしてる人がたくさんいるエリアもありました。

Beach

そしてビーチに沿うようにして、ビクトリア様式の建物がずらりと建ち並んでいます。

Cape May

この街は、アメリカ合衆国が建国される前からすでに漁業の街として栄えていたようです。ケープ・メイという街の名前は、このエリアを17世紀前半に探検したオランダ人の船長さん(Cornelius Jacobsen Mey)に由来しているとか。元々はオランダの植民地だったみたいですね。

その後、イギリスの植民地になったりもしましたが、アメリカ合衆国が建国されると、国内で最古のリゾート地として認識され、多くの観光客が訪れるようになったそうです。

ビクトリア様式の建物の数は、サンフランシスコに次いで、全米で二番目に多いのだとか。

Inn of Cape May

今でも昔の面影が街全体に残っていて、いい意味で垢抜けない、のんびりとした街並でした。

ビーチから少し陸側に数ブロック入ると、奇麗に整備されたダウンタウンがあります。ワシントン・ストリート・モール(Washington Street Mall)と呼ばれる場所で、車が入れない歩行者天国になってます。

Washington Street Mall

車を気にせず、歩けるのって本当に気持ちがいいですよね。ここにはレストランやギフトショップが軒を連ねていて、大勢の人でとても活気があるエリアでした。コロラドのボルダーにあったパールストリートもこんな雰囲気だったな〜。

Washington Street Mall

そして、ワシントン・ストリート・モールから車で10分ほど移動すると、ケープ・メイの名物、シンボル的な存在である灯台がある公園に到着です。

Cape May Light House

なんだかこれぞ「灯台」という感じの、非常に灯台らしい形をした建物でした。百科事典とかに出てきそう…。灯台の高さは48メートル。周辺に高い建物が全くないので、48メートルといえど、かなり目立ちます。

そして、高い建物があるとどうしても頂上まで登りたくなるもの…。

というわけで、わたくし、7ドルの入場料を払って、上って参りました。てっぺんまではもちろん階段を使うわけですが、段数は199段…。日頃の運動不足のせいで、途中、ふくらはぎがつりそうになりましたが、なんとか無事に頂上に到着。

Cape May Light House

そしてこれが頂上からの眺めでございます。

Cape May

360度、妨げられるもの一切なし。正真正銘の大パノラマでした。

Cape May

最後にこんな長い水平線を見たのはいつだっただろう…。水平線はゆったりと弧を描いていて、地球って丸いんだなと、再確認することができました。海からの風も本当に心地いい!

Cape May

7ドルという料金に、一瞬たじろぎましたが、その価値は十分あったなと思いました。

しかし、本当に夏が完全に終わる前に行けてよかったなと思います。
天気も快晴で、気温も高かったので、夏のビーチを満喫することができました。

Beach

来年もぜひ遊びに来て、ビーチで泳いだり、読書したりしながら、ゆっくりできらたなーと思います。

Beach

…というわけで、簡単ではございましたが、ビーチ・リゾートのケープ・メイの紹介を終わります。

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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