年末年始の休みを利用して、メキシコのカンクンに行って来ました。カンクンなどのカリブ海のリゾート地は、日本から行くのはなかなか大変…。なので、アメリカに住んでいる間にぜひとも一度は訪れたいなと思っていました。その念願が遂にかないました。
第1日目 12月29日 晴れ
今回の旅行は四泊五日。12月29日の早朝にニューヨークを発ちました。デトロイトでの乗り継ぎが一回あったので、カンクンに到着したのは午後1時過ぎ。でも、合計で5時間程度のフライトだったので、疲れも全然なし。ホテルでチェックインした後、すぐにビーチへ!
ビーチはホテルの目の前なのですが、カリブ海の美しさに、本当に腰が抜けるかと思うくらいびっくりしました…。こんな奇麗な海が本当にあるんですね。エメラルドブルーで、透明度が半端じゃないんです…。
そして、暑い!いくら常夏のリゾートとはいえ、12月下旬は涼しいかな…と思っていましたが、全く心配ありませんでした。日中は30度を超えて、海でもバリバリ泳げました。海も冷たすぎず、ちょうど良い水温でした。いやー、カンクン最高!そして、天気に恵まれてラッキー!ありがとう!
ちなみにこちらが宿泊したOmni Hotelです。他のホテルと同様に、ビーチに直結していて、プール、ジャグジーも完備。ジャグジーにつかりながらお酒が飲めるバーなどもあって、カリビアン気分が満喫できます。
初日は、ホテルをウロウロしたり、海で泳いで終了でした。
第2日目 12月30日 再び晴れ
2日目は、世界遺産のチェチェン・イッツァーを見て来ました。このチェチェン・イッツァーはカンクンから車で二時間ちょっとの場所にあるので、事前にツアーに申し込んでおきました。ルート・ツアーズという会社が提供している日本語のツアーを利用しました。
初めてのメキシコだし、カンクンからちょっと離れた場所に行くし、日本人のツアーが安心かな…と思って、ウェブで見つけたツアーだったのですが、これが大当たりでした。
小林享さんという日本人の方がガイドをして下さったのですが、この人がただものではありませんでした。この方、スペイン語が堪能なだけでなく、メキシコ観光省が認定している遺跡の公式オフィシャルガイドさんなんだとか。ガイドが日本語なので、よくわかること。わからない部分は私の頭の悪さが原因ということであきらめられるのもイイ!
日本人ならではの行き届いたサービス、小粋なジョークを交えた絶妙なトークに、僕はもう大満足でござました。小林さんありがとう!
そして、肝心の遺跡ですが、これまた非常にスケールが大きくて驚かされました。何がすごいかって、マヤ人の天文学の知識。
その証拠に、ピラミッドの階段下の両端にはヘビの顔があるんですが、春分の日と秋分の日に太陽が沈むと、その胴体の形が太陽の影で現れるようになってるんです!
とはいっても、僕が行ったのは春分でも秋分でもなかったので、詳しくは実際にヘビの胴体を見た方がこちらのウェブサイトで紹介されてます。蛇の胴体が現れる写真をぜひご覧下さい。
天文台も、現代のものと形がそっくり…。ここからマヤの人々は、星の動きを観測して、季節の移り変わりの周期を計算していたんだとか。
観光客のためのお土産やさんもズラリと並んでました。日本人観光客も多いからか、どのお店の人も「ビンボープライス」、「ほとんどタダ」という日本語を連発。でも、値段聞いてみると、ビンボープライスじゃないし!
小林さんいわく、こういうお店でお土産を買いたい時は、値段交渉をしっかりしたほうがよいとのこと。もちろん英語をみなさんわかるのですが、今度来る時はスペイン語を勉強して、スペイン語で値切ってみたいなー。
そして、遺跡の後は、セノーテと呼ばれる泉へ。セノーテは陥没した穴に地下水が溜まってできたとされる天然の井戸で、水は真水です。マヤ人は水を求めて、こういったセノーテに集まり、そのそばに文明が生まれたんだとか。
このセノーテは泳げるように整備されているので、僕も思い切って水に入って来ました。地下水ということで、水はすごく冷たかったのですが、なかなか面白い体験ができました。
というわけで、とりあえず1日目と2日目の旅行記を書きました。長くなりそうなので、後半の3日目と4日目は、別に分けて書ければと思います。後半戦はこちらからどうぞ。