毎度のことながら、週末ということで郊外に出かけることにいたしました。今回の目的地はペンシルバニア州のブッシュキル・フォールズ(Bushkill Falls)です。マンハッタンからだと車で1時間半ちょっと。ニュージャージーとペンシルバニアの州境にあります。
この滝については、今まで聞いたこともなかったのですが、ウェブサイトには「ペンシルバニアのナイアガラ(The Niagara of Pennsylvania)」と書かれているではありませんか!まあ、絶対にそんな大きくないはず…、これは確信犯的なキャッチコピーだぞと自分に言い聞かせながら、入り口を通過。料金は大人12.5ドルでした。
入り口から少し歩くと、こんな看板が現れます。園内にはトレイルが張り巡らされており、距離によって色分けされています。せっかくなので、一番長いトレイルの赤を歩いてみることにしました。
このブッシュキル・フォールズですが、チャールズ・E・ピーターズ(Charles E. Peters)さんによって1904年に一般公開された歴史あるエリアで、現在でもピーターズ家によって所有されている私有地なんだそうです。
そして歩くこと数分…。
いきなり滝が現れました!
これが一番大きいメイン・フォールズ(Main Falls)でございます。高さは約30メートルだそうです。ブッシュキル・クリーク(Bushkill Creek)の水が、この滝を通ってデラウェア・リバー(Delaware River)に流れ出しているんだそうです。
ペンシルバニアのナイアガラ!と言われると、言葉につまってしまいそうですが、それでも十分に見応えがある滝でした。時期的にちょっと水量も少なかったのかもしれませんし…。
いきなりおとずれたクライマックスに、一瞬、目的を見失いがちになりましたが、せっかくなので、気を取り直して赤のトレイルをずんずん進むことにしました。
しかし、このトレイルが素晴らしかった…。小川に沿うように山を登って行くんですが、大自然の中、とても気持ちよく歩くことができます。
途中、かなりキツい階段などもあるのですが、それぞれの滝に辿り着くとベンチが設置してあり、一休みできます。
紅葉もとても奇麗でした。
滝から、そして木から、マイナスイオンのシャワーを全身に浴びることができました。
川辺で水遊びをしたり、持って来たお弁当を食べている人達にもたくさん出会いました。
川の上にたくさんの橋がかけられていたり、崖づたいに歩道が作られているので、とても楽しく歩くことができます。
歩道から滝や川をいろいろな角度から楽しむことができるのが、ここのトレイルの大きな特徴だなと思いました。
というわけで、簡単ではありますが、本日はブッシュキル・フォールズをご紹介させていただきました。美しい滝がよく整備されたトレイルによってうま〜く回れるようになっており、とてもリフレッシングな時間を過ごすことができました。
州が管理する州立公園とはひと味違う、遊び心たっぷりのとてもユニークな場所です。マンハッタンからも近いので、十分日帰りが可能。自然の中にどっぷりと浸れます。
マイナスイオンが足りないな…と思ったら、ぜひペンシルバニアのナイアガラこと、ブッシュキル・フォールズへ!
Bushkill Falls
Bushkill Falls Rd,
Bushkill, PA 18324
www.visitbushkillfalls.com