ついにイエローキャブの反撃が始まるのか!?
ニューヨークでUberのサービスが始まって4年以上が過ぎて、その便利さ、安さから多くのニューヨーカーがUberを利用するようになりました。僕もそのうちの一人で、最近ではほとんどイエローキャブを使っていません。
しかし、最近「Arro(アーロ)」という新しいイエローキャブ&グリーンキャブ向けのアプリが登場して話題となっています。車がつかまらない、料金がわかりにくい、運転が荒い、支払いが面倒臭いなど、多くの問題を抱えていたイエローキャブですが、これで巻き返しがはかれるのかが注目されています。
「Arro」は、Uberに非常に似たインターフェイスを持っています。アプリを立ち上げて「NEED A TAXI」ボタンを押すと、近くにいる空車のドライバがピックアップしに来てくれます。もちろんクレジットカードを登録しておけば、支払いも自動でできるため、降りる際に料金やチップをドライバーに払う手間も省けます。
Uberとの違いは、車の利用率による料金の変動がないこと。Uberは雨の日や、夜中など、利用客が多い場合に料金が上がることがあります。しかし、Arroを使うとそれがなく、料金は常に一緒です。これはArroのアドバンテージとなりますが、そういう時はタクシーが全くつかまらないと思いますし、まだなんとも言えません…。
通常はまだUberのほうが料金が安いため、果たしてこの「Arro」の登場によってUberとの差がどの程度縮まるかは未知数の部分があります。しかし乗客としては、こういった競争でサービスの質が高まり、オプションが増えるというのはよいことなので、ぜひとも「Arro」にも頑張ってもらいたいなと思っています。
Arro – E-Hail With No Surge Pricing from Corbin Visual on Vimeo.
情報源: Arro – Your Taxi, Your Way