歩行者用のスペースを広げるために長らく続いていたタイムズスクエアーの工事が終了し、本日が正式なオープン日となりました。以下、今朝行われたセレモニーの様子です。
Thank you to everyone who joined us this morning for the official spring opening of the new pedestrian plazas in #TimesSquare! pic.twitter.com/rzm5Ny55zo
— Times Square (@TimesSquareNYC) 2017年4月19日
タイムズスクエアーは7番街とブロードウェイの2本の道が交差するため、車の交通量が多く、非常にゴミゴミとした場所でした。
そのため2009年、ブルームバーグさんが市長だった際にブロードウェイの道を封鎖して、そのスペースを歩行者専用のスペースにするための工事が始まりました。以下のツイートを見ると、昔と今の大きな違いがわかります。
See @TimesSquareNYC‘s @snohetta-led transformation in these before/after photos.https://t.co/xR5RjTTChH pic.twitter.com/JMxDB7Vwf5
— Curbed NY (@CurbedNY) 2017年4月19日
かつてのタイムズスクエアーは黄色いタクシーが勢い良く走る非常に忙しい雰囲気の場所でしたが、歩行者専用のエリアが増えて穏やかな印象に変わりました。
この拡張プロジェクトを担当したのはSnøhettaという会社で、歩行者用のスペースが2倍になりました。拡張されたスペースにはベンチが設置され、歩行者はタイムズスクエアーでくつろげるように工夫されています。
今後はここで、アート作品の展示会や路上パフォーマンスが行われたり、フードトラックが設置されたりと、より多くの人が集まり楽しめる場所になるとのこと。
常に混雑していて汚いイメージが強かったタイムズスクエアーですが、それはそれでニューヨークのパワフルさを象徴するような場所であった気もします。しかし、今後は歩行者が増えて、そのイメージが少しずつ変わっていくかもしれません。
ちなみに、タイムズスクエアーの名物にもなっている、着ぐるみのニセ?キャラクター達もはまだまだ活発に活動しています。ただ、緑に塗られたゾーン内でのみ、活動を許されているので、動きには制限がかけられている形です…。
以下、最近撮影したタイムズスクエアーの様子です。春が来て暖かくなってきたので、連日、多くの人で賑わっています。車が走っている道は、歩行者エリアにならずにそのまま残された7番街です。