いよいよニューヨークでは夏時間に突入し、気温も20度を越える日が出始めました。
もうすぐ春!そして、ニューヨークで春の訪れを告げるイベントといえばセント・パトリックス・デー(St. Patrick’s Day)です。
日本人にはあまり馴染みのないイベントですが、ニューヨークでは盛大に祝われるイベントなので、少し調べてみました。
日程は?
2016年は3月17日木曜日です!
セント・パトリックス・デーって何?
3月17日はアイルランドにキリスト教を広めた司教であるセント・パトリックの命日で、アイルランドでは祝日となっています。アメリカにはアイルランドからの移民が非常に多いため、ニューヨークでも盛大にお祝いが行われています。
ニューヨークのパレードはいつから始まったの?
Wikipediaによると、1762年の3月17日に、ニューヨークに来ていたアイリッシュの兵隊がニューヨークの町を行進したことがはじまりと言われています。現在ではニューヨークのセントパトリックのパレードが世界で一番の規模なんだとか。
パレードはどこで行われるの?
午前11時から5番街で行われます。パレードは44番通りから始まり、アップタウンに向かって行進します。途中、セント・パトリック大聖堂を通り過ぎて、80番通りにあるアイルランド系アメリカ人歴史協会(American Irish Historical Society)前で終了となります。
どうしてみんな緑の物を身につけるの?
ずばり、緑はアイルランドのナショナルカラーだからです。3月17日には、多くのニューヨーカーが、緑のTシャツ、帽子、スカーフなどのアイテムを身につけます。アイリッシュバーで緑色のビールを飲むことも恒例となっています。
余談になりますが、2015年にアカデミー賞の作品賞にノミネートされた「ブルックリン(Brooklyn)」も、アイルランドからの移民の歴史を知る上で、おすすめです!