ニューヨークの冬・クリスマス

不動産王の名を冠した歴史建造物「ヘルムズリー・ビルディング」

今日は12月26日木曜日。会社の帰りにパークアベニューを歩いていると、ブルーにライトアップされたヘルムズリービルディング(Helmsley Building)が見えました。昨日までは赤と緑でしたが、クリスマスが終わったので色が切り替わったのかもしれません。

ヘルムズリービルディングはミッドタウンのど真ん中、グランドセントラル駅に隣接する絶好の場所に建っています。1927年に完成した35階建てのビルで、ニューヨーク市によって歴史建造物登録がされています。遠くから見ると、パークアベニューがこのビルで行き止まりのように見えますが、建物の下はトンネルになっており車が通り抜けることができます。

ビルの設計はグランドセントラルターミナル駅も手がけた建築事務所「Warren and Wetmore」が担当。当時は駅周辺がターミナルシティーと呼ばれ、オフィスや商業用店舗を含む複合施設として開発されたそうです。

ヘルムズリーという名称は、かつてニューヨークの不動産王と呼ばれたハリー・ヘルムズリー(Harry Helmsley)さんに由来しています。彼の会社ヘルムズリー・スピアー社は1998年までこの建物を所有していて、現在でもその名称が引き継がれています。

ちなみに、同社はエンパイアーステートビルやフラットアイロンビルなど、ニューヨークを象徴する建物を所有していたことがあります。彼の会社が1995年に売却された際には129の建物を管理していたんだそうです。ハリーさん、とんでもない大富豪だったんですね…。彼が眠るお墓がスリーピーホローにあるそうなので、今度行く機会があれば、ぜひ訪れたいと思います。

地図

情報源: Harry Helmsley – Wikipedia

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2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
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2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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