先日、サンフランシスコに行った際に見た、ゴールデンゲートブリッジです。世界で最も有名な橋のひとつで、サンフランシスコのシンボル的な存在です。
写真を撮影したのは、夕陽が沈む午後5時半頃です。ゴールデンゲートブリッジのウエルカムセンターからシャッターを切りました。
possibly the most beautiful, certainly the most photographed, bridge in the world.
ガイドブックのFrommer’sは「世界で最も美しく、間違いなく最も写真に収められている橋」と紹介しています。
確かに広告やテレビなど、この橋の姿はいろいろな場面で目にします。これぞ吊り橋という時代を超えた美しいフォルム、そして、海岸線が入り組んだ周りの景色との調和がこの橋の魅力です。
同ブリッジが開通したのは1937年5月27日。なんと今から80年以上も前の話です。全長約2.7キロで、完成当時は世界一の長さの吊り橋でした。橋は自動車だけでなく、徒歩や自転車でも渡れます。渡った先はマリン・カウンティーです。
ちなみに、橋は赤いのに、なんで名前がゴールデンなんだろうと長年疑問に思っていましたが、今回その謎が解けました。
名前の由来は、橋がゴールデンゲート海峡という、サンフランシスコ湾と太平洋がつながる海峡の上に架かっているからでした。とても単純な話でした…。
情報源: Golden Gate Bridge
ゴールデンゲート海峡の名付け親は、軍人のJohn C. Fremont大尉です。彼はこの海峡は東洋との貿易するための黄金の門だと考えており、ゴールデンゲートと呼んだようです。
ちなみに海峡がゴールデンゲートと呼ばれ始めたのは、19世紀中盤の話で、カリフォルニアに金が出る前の話でした。なので、ゴールドラッシュのゴールドとはあまり関係がないようです。なんだか、紛らわしい話ですね…。