ニューヨークにまたひとつ、ユニークなコンドミニアムが誕生します。
今日、ハイラインを歩いていたら、ザハ・ハディド(Zaha Hadid)氏が設計を担当したコンドミニアム「520 W 28th Street by Zaha Hadid」が完成に近づいていることに気が付きました。写真左側のユニークな窓の建物がそのコンドミニアムです。同氏は以前、東京の新国立競技場の設計を行い、コンペで選ばれたことで、日本人にもお馴染みの世界的な建築家です。
場所は28番通り沿い、ハイラインのすぐ横に建っています。建物には、新国立競技場のデザインと同様に、流れるような曲線が随所に使われており、ザハ氏らしさが溢れた非常に特徴的な外観に仕上がっています。残念ながら同氏は2016年3月に他界されてしまいましたが、その後も彼女の意思はここニューヨークで引き継がれていたんですね。
このコンドミニアムには2ベッドから5ベッドまでの、39の部屋が用意される予定です。意外にもニューヨークのマンハッタンでは、これが同氏によって設計された初めての建物なんだとか。未来を彷彿とさせる前衛的な外観のこのコンドミニアムは、ハイライン散歩の見所のひとつとして、多くの人達の注目を集めそうです。
追記
以下、完成後に建物の近くを通ったときのツイートです。ハイライン沿いにはユニークな建物が続々と完成しています!
天気が良いので今日はハイラインまでお散歩に来ました。写真左の近未来的な建物はザハ・ハディッド氏がデザインしたコンドミニアム。ザハ氏は東京の新国立競技場のコンペでも話題になった世界的な建築家でした。#ニューヨークの風景 pic.twitter.com/qZG5FUiiDx
— ニューヨークお散歩通信 (@OsanpoTsushin) March 1, 2020
地図
情報源: 520 W 28th Street by Zaha Hadid | New Chelsea Condos for Sale