少し前になりますが、ニューヨークにプレミアリーグの名門「チェルシーF.C.」がやってきて、7月22日にヤンキースタジアムで親善試合が行われました。小さい頃からサッカーが大好きな私、喜び勇んでヤンキースタジアムに足を運びました。
ただ、アメリカにはたしてサッカーファンがどれだけいるのか…と心配していましたが、スタジアムに到着してびっくり。チェルシーのユニフォームを着たファン達で溢れかえっていました。
この「World Football Challenge」ですが、欧州や南米などから一流クラブを招き、7月と8月にアメリカとカナダの各地で6試合が行われるとのこと。チェルシーの他にも、レアル・マドリットや、ACミランなんかも親善試合を行うようなんです。
ヤンキースタジアム内に入ると、ご覧の通り、立派なサッカー場が!うまいことできるようになってるんですね。ニューヨークでサッカー観戦とは、なかなか粋な企画です。
対戦相手のパリ・サンジェルマンFCのサポーター達もバックスタンドで準備万端。フランス語圏ということもあってか、カナダのモントリオールからもはるばる応援に来ているファンもいるようでした。
もちろんチェルシーのファンも負けてません。印象的には、チェルシーのファンが圧倒的に多かったように思います。
そして、選手入場。
欧州選手権やワールドカップでお馴染みの一流サッカー選手がわんさか。とはいえ、実は最近のサッカー事情に疎い私としては、知っている選手がほとんどいなかったのですが…。
試合は、意外にもパリ・サンジェルマンが終始、試合の主導権を握る形に。小刻みにボールをまわして、非常に良いリズムで攻めてました。
やはり普段のリーグ戦とは違って、フレンドリーマッチ的な雰囲気で激しさはあまりないんですけどね。でも、随所に一流のプレーを見せてくれました。
後半になると、イングランド代表でベッカムの後に主将をつとめていたテリーも登場。空中戦強い!
結局、試合は1対1の引き分けでしたが、お客さんの間では途中ウェーブも起きたりして、大盛り上がり。非常に楽しい夜となりました。
World Football Challengeは今年で3回目の開催なんだそうです。アメリカはサッカー不毛の地と言われながらも、南米や欧州からの移民も多いので、意外にファンはたくさんいる気がします。なので、この調子で一流クラブの招待が続けば、短期間でのリーグ戦、トーナメントなども企画できて、さらに盛り上がるかもしれません。今後のイベントの成長を密かに楽しみにしています。