先週末に行ったフィラデルフィアのことを書いていなかったので、写真を交えて感想などを覚え書きしておきます。
フィラデルフィアはニューヨークから車でたったの2時間の場所にあります。もっと遠いと思ってたのですが、意外と近くて驚きました。人口は約152万人で、全米5番目に大きい都市だそうです。
アメリカ独立宣言が行われた街
フィラデルフィアはその昔、イギリスの植民地下にあった13州の代表者が集まり、独立宣言の署名が行われた街。その署名が行われた建物がダウンタウンの中心にある独立記念館(当時はペンシルバニア州の議事堂)です。今回行った時は工事中でしたが、なんと、世界遺産に登録されているほどの重要な建物なんです。
でも、正直言って、独立宣言に署名…といっても、その重要性に全くピンときてませんでした。しかし、その署名がなされた日を聞いてやっとことの重大さがわかりました!
1776年7月4日。
おおお、7月4日といえばアメリカの独立記念日ではないですか!この日は毎年各地で花火が盛大に打ち上げられます。つまり、独立記念日は、まさにこの独立宣言を祝した日だったわけですね。なるほど、それは歴史的なことではないですか!
身近な事柄と歴史がリンクするとなんだか気持ちが高ぶりますね。これからは花火が打上るたびに、フィラデルフィアのことを思い出すことにします。
独立を象徴する自由の鐘
そして、こちらが「自由の鐘(Liverty Bell)」です。独立記念館のすぐそばに設置されてます。
この鐘は、独立宣言が署名された後の7月8日、独立宣言を朗読する際に市民を集めるために使われたとのこと。これまたアメリカの独立、自由を象徴するシンボルなんですね。いや〜、非常に勉強になりました。
…とはいえ、そういった歴史を知ったのは、家に帰って、この記事を書きはじめてからのこと…。
やっぱり歴史的な場所に行ってもその背景とかストーリーを知らないとピンと来ないですよね。今度はもっと勉強してから行こうと思いました。
歴史的な面影を残す住宅街
街のメイン通りから少しはずれると住宅街になって、こんな素敵な小道があったりします。ここも歴史がある街ですからね。ボストンと同じように、イギリスなどのヨーロッパを感じさせる雰囲気でした。
ただ、ニューヨークに比べると人も少なく、ゆっくりとした街でした。まだまだ治安が悪いところもありそうでしたけどね…。
名物のフィリーチーズステーキ
もちろん名物フィリー・チーズ・ステーキも食べてきましたよ。Geno’s Steaksでいただきました。観光名所的な感じになってましたが、なかなか美味しかったですよ。
この向かいにもPat’s King of Steaksという有名な店があるのですが、今回行けなかったので、次回にはぜひ。
市内に多くあるカフェ
街のあちこちで、小粋なカフェが多いのがとても嬉しかったです。今回立ち寄ったUltimoCoffeeは、住宅街にあって、ゆっくりできるすごく居心地のよいカフェでした。ペイストリーも美味しかったな…。
カフェアートもしてくれて、なんだかシアトルに住んでいた頃を思い出しました。
というわけで、今回はフィラデルフィアについて少し書いてみました。
ニューヨークからも近いですし、街の中に観光名所がギュっとつまっているし、日帰り旅行なんかにもいいんじゃないかなと思います。あと、カフェとかレストランとか、素敵なところがまだまだありそうですね。もう少しリサーチして、また行けたらなと思ってます。