Apple Watchが届いてから1週間が経過しました。
手にする前は、iPhoneがあるのにApple Watchも必要なのか?という揺れる気持ちがあったのですが、意外や意外。実際に使い始めたら楽しくなってしまい、結局一週間毎日つけて生活していました。そこで今回は個人的に感じたApple Watchの使用感を簡単にまとめたいと思います。
1.毎日つける理由
僕の場合は「Activity」アプリの存在につきます。このアプリは常にカロリー消費量や運動量をモニターしてくれてます。Apple Watchを見て、1日の目標カロリー消費量に達してないときは、なんとしても達成したいと思うようになり、いつもより余計に歩くようになりました。ほんと、意識的にやらないと、1日のカロリー消費量ってたかがしれてるんですね。お腹が出てくるわけです…。
僕は、体を動かさないと肩こりが酷くなって頭痛がしてくることがあるため、Apple Watchを買う前から定期的にジムに行ったり、公園を走ったりしてました。なので、こうやって運動不足をモニタリングしてくれるアプリがあるのは、とても助かります。なんといいますか、毎日高性能の万歩計を持ち歩いているような感覚でしょうか。
2.チラ見デバイスとして
時間、天気、温度、株価、テキストメッセージなど、今まではiPhoneで見ていましたが、これらの情報はApple Watchでチラ見するようになりました。僕はiPhoneにロックをかけているので、ロックを解除して、アプリを立ち上げて…というまどろっこしさがなくなり、必要最低限の情報が、サッと見れるのが気に入っています。
siriの音声認識もかなり良くなってきているので、簡単な内容のテキストメッセージへの返信など、Apple Watchでできるようになりました。おかげで、会社で仕事中にiPhoneを触る回数が激減しました。
3.読んだり書いたりはiPhoneで
個人的に、iPhoneとの使い分けが気になっていたのですが、iPhoneは今後、より書いたり読んだりするためのデバイスとして使っていくことになりそうです。Apple Watchでは複雑な文を入力するのが難しく、長文を読むにも画面が小さすぎます。外出中にそれを補完するのがiPhoneになりました。iPhoneが大型化したのは、そういったApple Watchとの差別化も理由のひとつなんだろうなと思いました。
4.カメラや電話もiPhoneで十分
今後、Apple Watchにカメラがつくこともあるかもしれませんが、個人的には腕時計にカメラってどうなん?って思ってます。腕時計で撮影って、なんだか隠し撮りをしてるみたいで、怪しさを払拭できないんですよね。もしApple Watchにカメラがつくとなったら、Facetime用だけでいいかなと思ったりしています。
電話についても、iPhoneを使い続けると思います。Apple Watchで電話もできますが、これまたスパイのようで若干の恥ずかしさが…。スピーカーを使って複数で話したい時などはApple Watch使うと楽しいですけどね。でも、それも長時間になると腕が疲れてしまいます。
5.Apple Watchでの支払いにドキドキ
Apple Watchに搭載されているApple Payを使って支払いをしてみました。ウォルグリーンズ(Walgreens)で初トライしましたが、クレジットカード用の端末に腕をかざしただけで支払いができました!ただ、近所のマクドナルドでは何故かうまく支払いができませんでした。まだまだ利用客も少なく、お店側の受け入れ体制も十分ではないので、今後も現金やカードを持ち歩く必要があるなぁと思いました。
あとは、今後、Apple Watchでの支払いにどこまで自分が慣れていくのかが微妙な部分です。Apple Watchでの支払いは確かに便利だなと思う反面、iPhoneでやるほうが気持ち的に落ち着きます。Apple Watchだとあまりに簡単に支払いできすぎて、お金を支払っている感覚がなくなってしまうからかもしれません。
コーヒーやお菓子などの、小額の買い物だったらいいのですが、これで高い買い物をするとなるとまだ躊躇いが…。しばらくしたら慣れるのかもしれませんが、僕にはお財布と同じ感覚でiPhoneを取り出して、支払いをしたい気持ちが残っています。
以上が、Apple Watchを1週間使ってみて感じたことをまとめてみました。
個人的には、今のApple Watchでも十分満足しています。iPhoneと使い分けをどうしよう…、物がまたひとつ増えるのが嫌だな…など、いろいろな心配をしていたのですが、なんか意外と違和感なく使えるじゃん!というのが素直な感想です。
Apple Watch直近の課題
強いて課題を上げるとするならば月並みですが、薄型化、バッテリー性能の向上、アプリの増加でしょうか。
薄くなることで、ガジェット的な印象が消え、ファッション性がより高まり、腕時計とスマートウォッチの境界線がなくなっていきます。そうなると既存の腕時計をしていた人たちも、これだったらつけてもいいかなと思うようになるんじゃないでしょうか。
バッテリーについては個人的にはこまめな充電が苦にならないほうなので不満はないのですが、やっぱり持ちがいいことに越したことはありません。アプリも、Facebookのメッセンジャーなど、基本的なものがApple Watchに対応してくれたらもっと便利になるはずです。
あとは値段ですよね!日本円でApple Watch Sportsが4万円以上するというのは敷居が高すぎると思います。もう少し値段が下がると、より多くの人が購入する商品になるはずです。
以上が1週間Apple Watchを使って僕が感じたことです。簡単に書くつもりが、かなり長くなってしまいました…。お付き合いありがとうございました。