ニューヨークもすっかり秋になり、いよいよ紅葉の季節がやってきました。そこで、日帰りでサクっと行ける紅葉スポットをウェブで探し、行って参りました。今回訪れたのはミネワスカ州立公園(Minnewaska State Park)です。
午前中の到着がおすすめ
こちらの公園、マンハッタンからハドソン川を車で1時間30分ほど北上したところにあるのですが、到着してみてびっくり、なんと駐車場がいっぱいでした…。
今週末は三連休ということもあったので、みなさんお出かけしてるんですね。結局、車は公園から少し離れたところに駐車しました。入園料の8ドルをこれで払わなくてよくなったのですが、結構歩きました…。
オワスティング滝
公園に入ってまず訪れたのが「オワスティング滝(Awosting Falls)」です。
ニューヨーク州といえばナイアガラが有名ですが、オワスティング滝はとてもこじんまりとした小さな滝でした。でも、ニューヨークで地味に暮らす私には十分なサイズです。滝ってそもそも見る機会が少ないので、小さいとはいえ、目の前で見るとかなりテンションが上がりました。
滝のサイズは小さいのですが、マイナスイオンはじゃんじゃん出てまして(多分)、水辺でくつろぐ人達がたくさんいました。
滝を見た後は、トレイルに沿って山を少しずつ登って行きました。目指すはミネワスカ湖(Lake Minnewaska)です。途中、キャッツキル(Catskill)のエリア一帯を見下ろせる場所があり、立ち止まってその素晴らしい眺めを楽しむことができました。
ただ、紅葉を見るには、若干、早かった気がします。ところどころに赤や黄色の葉をつけた木がありましたが、多分、マックスの時はさらに鮮やかな色に染まると思われます。
ミネワスカ湖
息を切らしながら山登りをすること20分ほど、ついに「ミネワスカ湖(Lake Minnewaska)」に到着いたしました。
こちらがその湖です。山道を歩いていくと、目の前がパーっと開けて水面が広がりました。この日は天気も快晴だったので、水面がとてもきれいでした。ほんと、歩いたかいがありました。
水の透明度が高いからなのか、水面が本当に鮮やかなブルーでした。後で調べてみてわかったのですが、透明度が高いと、青以外の光の反射が少なくなって水面はブルーに見えるらしいですね。北海道の摩周湖とかも、相当ブルーらしいですね。
そして、もう一つ特徴的だなと思ったのが、水面を囲む白い岩肌。
あそこにはさすがに行けないよな〜と思っていたら、なんと岩の上で人がウロウロしているではないですか!
トレイルはしっかりと岩壁まで続いておりました…。
落下防止用のフェンスとかがないところが、さすがアメリカという感じです。僕もビクビクしながら、岩の端に腰掛けて、湖の眺めを堪能させていただきました。
このワイルドさ、ありのまま感が、アメリカの公園の醍醐味ですよね。
というわけで、本日は自然たっぷりのミネワスカ州立公園をご紹介させていただきました。滝あり、湖あり、広大な景色ありと、週末に気軽に行ける日帰りスポットとして、とても素晴らしいところだと思いました。
これからニューヨークの郊外では、紅葉がますます奇麗になってきます。今年はもう一カ所くらい紅葉が楽しめるスポットに行けたらな〜と思っています。
Minnewaska State Park
5281 Route 44-55, Kerhonkson, NY 12446
http://nysparks.com/parks/127